ピエール・ガスリー、7戦連続Q3ならず12番手…グリップ不足でタイヤが過熱し苦戦
F1第4戦スペインGP公式予選に挑んだアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、昨年のバーレーンGPから続く6戦連続Q3進出記録を更新できず、Q2敗退を喫して12番手に終わった。
土曜3回目のプラクティスで1分18秒535の7番手を刻んだガスリーは、予選Q1で5番手タイムをマークして上位でQ2に進出したものの、Q3に向けては1分17秒982と改善幅は限定的で、アストンマーチン勢に前後を挟まれる12番手でクルマを降りた。
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
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11 | ストロール | アストンマーチン | 1:18.241 | 1:17.974 | |
12 | ガスリー | アルファタウリ | 1:18.190 | 1:17.982 | |
13 | ベッテル | アストンマーチン | 1:18.289 | 1:18.079 |
グリップ不足でタイヤが過熱
ピエール・ガスリー予選: 12位, FP3: 7位
今年初めてQ3に進む事ができず、それも0.02秒というないに等しい差だっただけに、今日の予選結果には本当にガッカリだよ。
マシンバランスには満足してるけどグリップに手を焼いていて、コースの至る所でスライドしてタイヤがオーバーヒートしてるんだ。これはこのコースでは大きな影響に繋がってしまう。
シーズン開幕序盤はもう少し競争力があったわけで、どうすれば中団争いの先頭に戻れるかを理解する必要がある。
とは言えポイントを稼げるのは明日だし、僕らはタイヤ選択の自由がある12番グリッドからのスタートだから、それが少しでもアドバンテージになる事を祈るよ。
ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデス)。キャリア通算100回目の記念的マイレージを達成した。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。
2021年 F1スペイングランプリ決勝レースは、日本時間5月9日(日)22時にスタート。1周4675mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。