水しぶきを上げてイスタンブール・パーク・サーキットを走行するレッドブル・ホンダのアレックス・アルボン、2020年F1トルコGP予選
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アレックス・アルボン、”やや残念”な4番手「最後の最後にレーシングポイント勢がどこからともなく浮上してきた」

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レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、14日(土)に行われたF1第14戦トルコ公式予選で4番手の好ポジションを手にしたが、本人的にはやや不満が残る結果であったようだ。

アルボンはフルウェット・タイヤを履いてQ2を2番手タイムで突破するが、路面状況が改善した事で最終Q3ラウンドのコンディションはインターミディエイト寄りとなり、アルボンもこれにスイッチ。しかしながら、インターを履いた途端にパフォーマンスを上げたレーシングポイント勢に先行されてしまい、4番手に甘んじる事となった。

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
3 セルジオ・ペレス レーシングポイント 2:07.614 1:54.097 1:49.321
4 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 1:59.431 1:52.282 1:50.448
5 ダニエル・リカルド ルノー 2:05.598 1:54.278 1:51.595

予選を振り返ったアルボンは「本来であればもう少し上にいけたはず」と述べ、悔しさを滲ませた。2番手に付けたチームメイトのマックス・フェルスタッペンとのタイム差は2.683秒に達した。

レーシングポイント勢がどこからともなく浮上してきた

アレックス・アルボン予選: 4位, FP3: 3位

4番手という結果は悪くはないけど、今週末の僕らの競争力的にはもう少し上にいけたはずだから少し残念でもある。クルマの感触はFP1の時から良く、ペースも力強かっただけに少し悔しいけど、今日はタイヤに熱を入れられるかどうかが勝敗を分けた。

僕はQ3で履いたインターミディエイトに苦戦したけど、レーシング・ポイント勢はこれを上手く機能させて最終セッションでどこからともなく突如浮上してきた。4番手とは言っても2列目からのスタートだから、明日は良いレースを期待している。

僕らのガレージでは今日、幾つかの事を試してみたんだけど、おかげで自信を持つことが出来た。この手のコンディションにおいては自信が持てるかどうかが重要なんだ。今のところは良い週末になっていると思う。


ポールポジションはランス・ストロール(レーシングポイント)。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3番手はセルジオ・ペレス(レーシングポイント)という結果となった。

2020年 F1トルコグランプリ決勝レースは、日本時間11月15日(日)19時10分にスタート。1周5,338mのイスタンブール・パーク・サーキットを58周する事でチャンピオンシップを争う。

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