動画:F1ポルトガルGPの舞台アルガルベ・サーキットをオンボード映像で予習
7年ぶりのドイツ・ニュルブルクリンクでの週末を終えたF1サーカスは今週末、より暖かい気候のポルトガルへと向かう。F1初開催を迎えるポルティマオ近郊のアルガルベ・インターナショナル・サーキットとは一体どのようなコースなのだろうか?
メルセデスAMGペトロナスF1チームでリザーブ兼開発ドライバーを務めるエステバン・グティエレスが、ブラックリーのシミュレーターを使ってアルガルベ・サーキットを解説してくれた。
曰く、ホームストレートや、ターン4からターン5にかけてはダウンヒルの難しいブレーキングが要求され、高低差が生み出すブラインドコーナーや、上手く脱出するのが難しい高速バンクコーナーなどが特徴の一つだという。
未知のサーキットでの週末に際して、チームはフリー走行で通常よりも広範かつ多くの作業を強いられる事になる。アルガルベ・サーキットの大部分は流れるような高速セクションであり、F1ドライバー達の多くが好む要素の全てが揃っている一方で低速セクションも兼ね備える。
courtesy of MotoGp
ランオフエリアは広く取られているが、いずれもアスファルトではなくグラベルトラップであるため、ドライバーがスピードを上げていくのは容易ではない。僅かなミスが致命傷となるからだ。
アルガルベ・サーキットのコースレイアウトや特徴などは、用語:アルガルベ・サーキットを参照されたい。F1ポルトガルGPは、日本時間10月23日(金)19時からのフリー走行1で幕を開ける。