アレックス・アルボン、中団に揉まれる12番手「ショートもロングも若干ペース不足」
9月25日(金)のF1第10戦ロシアGP初日プラクティスを12番手で終えたレッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、適切なマシンバランスが取れてないために、ショートランとロングランの双方でペースが不足しているとして、2日目以降に向けてマシンの改善が必要との認識を示した。
アルボンは午前のFP1でチームメイトのマックス・フェルスタッペンから0.677秒と大きく遅れたものの、午後のFP2ではその差を0.194秒に抑える12番手タイムを刻んだ。
順位 | ドライバー | チーム | タイム | 差 | 周 |
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11 | ガスリー | アルファタウリ | 1:35.210 | +1.691 | 35 |
12 | アルボン | レッドブル | 1:35.242 | +1.723 | 31 |
13 | クビアト | アルファタウリ | 1:35.461 | +1.942 | 37 |
ショートもロングも若干ペース不足
アレックス・アルボンFP2: 12位, FP1: 8位
ソチは過去数年を通して、レッドブルが最も苦手としているコースの1つだった。今日のプラクティスを走り終えてもその印象が変わる事はなかった。
今日は僕とマックスでセットアップを分ける等、色々なことを試してみたから、その中から改善に向けた何か良いヒントが見つかる事を祈ってる。
ここに来る前から難しい戦いになるであろう事は分かっていたし、昨年と比べて中団勢が大きく躍進しているため、今日のラップタイムが示すように明日以降も接戦の展開になるはずだ。
感触としては悪くはないけど、これといって特別に速いわけでもなかったから、予選に向けてできる限り改善させるために今夜は幾つか宿題をこなす必要がある。この手のサーキットはサーマルコースだから、熱ダレしないようにタイヤをケアする事が重要だ。
良いマシンバランスを見つけ出してショートランで速さを引き出せれば、結果的にロングランでも良いペースが刻めるはずだけど、今の僕らはそのいずれもが少し不足している状態だ。
初日はメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスが2セッションで最速を刻み、FP2では2番手にハミルトン(メルセデス)、3番手にはダニエル・リカルド(ルノー)が続く結果となった。
F1ロシアグランプリ3回目のフリー走行は日本時間9月26日(土)18時から、公式予選は同21時から1時間に渡ってソチ・オートドロームで開催される。