F1速報 ハンガリーGP予選Q1︰ホンダ1台がノックアウト…ウィリアムズは2018年以来のダブルQ2!
2020年F1ハンガリーGP予選が日本時間7月18日土曜22時よりハンガロリンクで開始された。エントリーした全20台で争われる予選第一ラウンドのQ1では、路面が濡れる前にタイムを計測しようと開始前からピットレーンに多くのマシンが並び、グリーンライトが灯るやいなやルノーの2台を除いて全車一斉にソフトタイヤを履いてコースインした。
5分が経過すると予想通り徐々に雨が落ち始めたようで、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が無線で降雨を報告。ルノー勢は他車と1ラップ分タイミングをずらしてアタックを開始した。
1セット目のアタックを終えて、アレックス・アルボン(レッドブル・ホンダ)はノックアウトゾーンの15番手に沈んだが、最終アタックで11番手に浮上。ガスリーは無線で「パワーユニットに問題がある」と訴えたが、特に問題はなかったようで、2セット目で自己ベストを更新し、12番手でQ2進出を果たした。
セッション終盤に向けては路面状況が急激に改善。タイムシートは次から次へと移り変わっていき、ジョージ・ラッセルが驚愕のラップを披露して9番手タイムをマーク。ニコラス・ラティフィも15番手を刻み、ウィリアムズが2018年のモンツァ以来となるダブルQ2進出の快挙を果たした。
トップタイムはレーシングポイントの2台。セルジオ・ペレスが最速を刻みランス・ストロールが2番手に続いた。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは8番手。メルセデス、マクラーレンは順当に駒を進めた。ホンダエンジン勢はアルファタウリのダニール・クビアトが敗退を喫した。
ウィリアムズが浮上したことで、アントニオ・ジョビナッツィが19番手、キミ・ライコネンが20番手と、グリッド最後尾にはアルファロメオの2台が力なく並んだ。ノックアウト組は以下の通り。
- ケビン・マグヌッセン
- ダニール・クビアト
- ロマン・グロージャン
- アントニオ・ジョビナッツィ
- キミ・ライコネン