マクラーレンF1チームの代表を務めるアンドレアス・ザイドル
Courtesy Of McLaren

アンドレアス・ザイドル

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人物データ

名前 アンドレアス・ザイドル / Andreas Seidl
国籍 ドイツ
出身地 パッサウ
生年月日 1976年01月06日 / 48歳

アンドレアス・ザイドル(Andreas Seidl)は、ドイツ出身のエンジニア。BMWやポルシェのモータースポーツ部門を率いた後、エリック・ブーリエ後任のチームプリンシパルとして、2019年5月上旬の第5戦スペインGPよりマクラーレンF1チームに加わった

アンドレアス・ザイドルはミュンヘン工科大学で機械工学を専攻後、2000年から2006年までBMWモータースポーツに勤務。その後はBMWザウバーのトラックオペレーションの責任者として2009年までF1に携わっていた。BMWのF1撤退に伴い、DTMのプロジェクトを担当。レースオペレーションディレクターとして主導的な役割を果した。

2014年にポルシェのWEC世界耐久選手権プログラムに加入。ドライバーとコンストラクターズタイトル3冠だけでなく、ル・マン24時間レース3連覇という偉業を成し遂げた。ポルシェのWEC撤退後はフォーミュラEに関与。スクーデリア・フェラーリへの移籍話が囁かれた事もあった。

マクラーレン移籍後は、最高経営責任者であるザク・ブラウン直属の部下としてレースチームを統括。移籍した2019年シーズンのF1世界選手権でマクラーレンは、3強チームに次ぐコンストラクターズ選手権4位を獲得し、過去7シーズンにおける最高成績でシーズンを締め括った。ブラウンはザイドルによる「政治の排除と目標の再調整」が、好成績をもたらした要因の一つであると語っている。