アンドレア・ステラ（伊：Andrea Stella ）はイタリア出身のF1エンジニア。発音は「ステッラ」の方が近い。フェラーリ時代にレースエンジニアを務めたフェルナンド・アロンソと共に2015年にマクラーレンに移籍。2022年12月にF1チーム代表に昇進した。

ローマのサピエンツァ大学で航空宇宙工学を学んで機械工学の博士号を取得すると、2000年にパフォーマンス・エンジニアとしてスクーデリア・フェラーリに加わりF1キャリアをスタートさせた。

当初はテストチームに所属していたが、ミハエル・シューマッハの担当として2002年にレースチームに昇格。2007と08年にキミ・ライコネンを担当すると、2009年にレースエンジニアに就任した。この間に3度のF1ワールドチャンピオン獲得に貢献した。

その後はフェルナンド・アロンソのレースエンジニアを5年間務め、2010年と2012年にはタイトル獲得まであと一歩のところまで迫った。

2015年にレースオペレーション部門の責任者としてマクラーレンに移籍。2018年にはパフォーマンスディレクター、2019年にはレース担当エグゼクティブ・ディレクターに昇格。アンドレアス・ザイドルのザウバー移籍に伴い2022年末にチーム代表に就任した。