ヤス・マリーナ・サーキットのパドックを歩くスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール
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3番手ルクレール、レースペースを不安視「ここはデグラデーションが肝」F1アブダビGP《初日》

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スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1最終第21戦アブダビGP初日プラクティスを終えて「ここはタイヤのデグラデーションが大きなカギを握る」と述べ、レースペースを不安視している事を伺わせた。

ルクレールは予選開始時刻と同じ時間から行われたFP2で、最速を刻んだメルセデスのバルテリ・ボッタスから0.386秒遅れの3番手タイムをマーク。ショートランでは有望なタイムを残したが、レースペースでは対メルセデスで1周あたり0.5秒程度、対レッドブル・ホンダで1周あたりコンマ1秒程度遅れを取っている。

レースペースを不安視

シャルル・ルクレールFP2: 3位, FP1: 7位

最初のセッションはクルマのバランスがあまり良くなく、僕らにとってかなり試練だったけど、セッションを通してかなり前進出来たし、その結果としてFP2ではパフォーマンスが随分向上した。アブダビでの予選とレースは夜間に行われるから、似たような路面コンディションのFP2が良かったのは前向きだ。

ここはタイヤのデグラデーションが非常に大きなカギを握る事になる。僕らのパフォーマンスとしては、第一、第ニセクターは良いんだけど、第三セクターに関しては最適化する必要がある状況だ。やるべき事はまだ幾らか残っているし、更に改善させるために、まずはその部分にフォーカスして作業に取り組むつもりだ。

ライバル連中は、FP2で示していた以上に遥かに手強い可能性がある。明日の状況を注視したい。


初日をトップで締め括ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。ハースのロマン・グロージャンと接触しセッション終盤を棒に振ったものの、新品パワーユニットのアドバンテージを活かして、2番手ルイス・ハミルトンをコンマ3秒引き離した。3番手にはシャルル・ルクレールが続く結果となった。

2019年F1アブダビグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間11月30日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。

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