アルファロメオ・レーシング
チームデータ
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WEBサイト | www.sauber-group.com |
SNS | twitter facebook instagram |
アルファロメオ・レーシング(Alfa Romeo Racing)は、イタリアの自動車メーカーであるアルファ・ロメオの名を関したF1チーム。ザウバーF1チームの命名権を購入する形で2019シーズンのFIA F1世界選手権に復活を遂げた。これに伴い、1993年の初参戦以来、25年間に渡りF1に親しまれてきた「ザウバー」の名は消滅した。
技術や人材面での協力はあるものの、実際にチームを運営・マネジメントする企業は依然としてザウバー・モータースポーツAG(Sauber Motorsport AG)であり、実態はスイス・ヒンヴィルに本拠地を置くザウバーそのものである。初参戦となった2019年のシャシー名も、従来のザウバー車体のネーミングを組んで「C38」と名付けられた。
1950年から87年にかけてエンジンサプライヤー、あるいはコンストラクターとしてF1に参戦していたが撤退。2015年に同じフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)傘下のスクーデリア・フェラーリのスポンサーとして30年ぶりにF1に復帰すると、2017年にはザウバーF1チームのタイトルスポンサーに就任した。
1920年代にレーシングメーカーとして誕生したアルファロメオは、初めてF1世界選手権が開催された1950年と翌51年に、ジュゼッペ・ファリーナとファン・マヌエル・ファンジオの二人のF1ワールドチャンピオンを輩出。シルバーストンで行われた初レースでは歴史的な1-2-3を獲得し、F1創世記を担った。
資金難を理由に51年を以て撤退。その後、1961年から79年までエンジンサプライヤーとして復帰。1979年から85年までは再びワークスチームとしてF1に参戦し、ベネトン・チーム・アルファロメオとしての活動を最後にF1を去っていた。
レギュレーション大改訂を迎える2026年に向けてサウバーは2022年、株式の売却を含むアウディとの戦略的パートナーシップを発表。これに伴い、アルファロメオとのタイトルスポンサー契約は2023年末で終了した。