ピットアウトするアルファロメオのキミ・ライコネン、F1バルセロナ合同テスト
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F1バルセロナテスト《3日目》午前速報:ライコネンが17秒台を記録!レッドブル・ホンダは僅か33周

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気温10℃、路面温度11℃のドライコンディションの中、2019年F1バルセロナ合同テストの3日目のセッションが、2月20日(水)現地9時、日本時間17時にスペインのカタロニア・サーキットでスタート。4時間に渡る午前の部が終了した。

F1合同テスト3日目総合結果

暫定的にタイムシートの一番上に名前を刻んだのは、アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネン。最も柔らかいC5コンパウンドを履いて、今季テスト最速となる1分17秒762をマークした。17秒台に入れたのはライコネンが初。合わせて64周を走り込んだ。

2番手には、旧チームメイトよりも一段硬めのC3タイヤを履いたフェラーリのセバスチャン・ベッテル。コンマ5秒遅れで続いた。創立90周年を記念して名付けられた今季「SF90」は初日から高い信頼性を発揮。順調に走行距離を伸ばしている。3番手はルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。昨日のリアウイング暴発事件を受けて、午前はDRSを使用せずにパフォーマンスランを繰り返し実施。スーパーソフト相当のC4タイヤで18秒800を記録した。

レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが走行を担当。RB15の前輪後方に大型のエアロレイクを取り付けるなどして、数周走ってはピットイン、数周走ってはピットイン、という流れを繰り返し、あまりコンスタントにラップを繋ぐ事なく周回数は33。ファンにとっては若干物足りない5番手タイムでマシンを降りた。

スクーデリア・トロロッソは昨日のアレックス・アルボンに代わり、ダニール・クビアトが担当。現地13時のセッション終了間際に、新品のC3タイヤで本家レッドブルを上回る4番手タイムを記録した。午後のクビアトが走行を続ける。

6番手はハースのピエトロ・フィッティパルディ。堅実に周回を重ねていたものの、セッション開始から2時間半のところでコース上でストップ。ハースVF-19は初日の午前にも技術的な問題でクルマが突如停止。その際は燃圧関連のトラブルであった。

2日目までの総走行距離が109周ほどに留まっていたレーシングポイントはこの日、セルジオ・ペレスがRP19をドライブ。やや物足りない43周を走りランチブレイクを迎えた。マクラーレンはセッション開始から1時間半後にようやくコースイン。27周を走ったのみとなっている。

初日・2日目を欠席したウィリアムズの今季マシンFW42がようやくパドックに到着。”早ければ”、午後14時からの午後のセッションに登場する。シェイクダウンを行うのはロバート・クビサではなく、ジョージ・ラッセルと発表された。気温は現在16度、路面17度まで上昇している。

F1合同テスト《3日目》午前結果速報

Pos Driver Team Time Tyre Laps
1 キミ・ライコネン アルファロメオ 1:17.762 C5 64
2 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:18.350 C3 80
3 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:18.800 C4 63
4 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 1:18.897 C3 48
5 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:18.899 C3 33
6 ピエトロ・フィッティパルディ ハース 1:19.249 C4 48
7 カルロス・サインツ マクラーレン 1:19.354 C3 27
8 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1:20.102 C3 43
4 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:20.693 C3 88
ダニエル・リカルド ルノー
ルイス・ハミルトン メルセデス
ロマン・グロージャン ハース
ジョージ・ラッセル ウィリアムズ