田辺豊治テクニカル・ディレクターとブレンドン・ハートレー、F1モナコGPにて
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ホンダF1首脳陣、ブレンドン・ハートレーの貢献に感謝「ホンダや日本に対してリスペクトをもって接してくれた」

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ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターと山本雅史モータースポーツ部長が、一年間に渡って共に仕事に取り組んできたブレンドン・ハートレーに対して感謝の気持ちを表した。

ブレンドン・ハートレーは今年トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたものの、レッドブル首脳陣が期待するような結果を残すことが出来ず、アレックス・アルボンにシートを奪われる形で2018年を以てF1を去る事となった。

「ブレンドンはWECのダブルチャンピオンを獲得しただけでなく、またルマンウイナーという素晴らしいキャリアを歩んできました」と田辺TD。ハートレーは2014年から17年までの4年間に渡ってポルシェからLMP1に参戦し、15年と17年に2度シリーズチャンピオンに輝いた。

「一緒に仕事をする中で、彼はハイブリッドカーでの豊富な経験を元にして、我々のパワーユニットに対して的確で素晴らしいフィードバックくれました。それらのコメントは予選やレースに向けたセッティング面のみならず、パワーユニットの技術を前進させる上で非常に有意義なものでした」

「メンバー全員があなたと仕事をすることを楽しんでいましたし、一緒に仕事ができて本当によかったです。ブレンドンの今後のさらなる飛躍を願っています」

ホンダの山本雅史MS部長とブレンドン・ハートレー
© Honda、ホンダの山本雅史MS部長とブレンドン・ハートレー

「ホンダとして、ブレンドンの1年間のハードワークに非常に感謝しています」と山本MS部長。「本当に親しみやすく、誰からも愛される人柄、そして常にホンダや日本に対してリスペクトをもって接してくれたあなたの言葉は、苦しい状況にあった我々に自信とパワーを与えてくれました」

「特に、鈴鹿での予選6位と言う結果はホンダにとって大きな意味を持つものでした。来年一緒に仕事をできないことは本当に残念ですが、今後のさらなる活躍を願っています。またいつでもHondaに日本食を食べに来てください!今まで本当にありがとう」