ピエール・ガスリー、最後尾から10位入賞「ポイントが取れて最高に嬉しい!」
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、パワーユニット及びギアボックス交換によって最後尾20番グリッドからのスタートを強いられたものの、タイヤのデグラデーションを上手く抑えつつポジションを大きく挽回。第19戦メキシコGP決勝レースで10位入賞を果たした。
ガスリーの活躍によってチームはチャンピオンシップポイント1点を加算したものの、アルファロメオ・ザウバーの2台がダブル入賞したことで、コンストラクターランキングで9位に後退。ガスリーは残る2戦での逆転に向けて、早くも気持ちを切り替えている。
最後尾から10位入賞「今日でき得る最高の結果!」
ピエール・ガスリー決勝: 10位, グリッド: 20番手
まず最初に、チャンピオンシップを獲ったルイス(ハミルトン)を祝福したい。彼にとって、また素晴らしい偉業の1ページが追加された。優勝したマックス(フェルスタッペン)も良くやったよ!
ポイント圏内でフィニッシュ出来て最高だ。ペナルティのためにグリッド最後の20番手からのスタートだったから難しいレースになると思ってたけど、最終的に何とかやってのける事が出来た。1ポイントが得られて本当に嬉しいよ。ここ数戦は厳しいレースだったから、チームの皆にとっても良かったと思う。
クルマの感触は良かったし、何度か素晴らしいバトルも出来た。戦略も上手くいったし、今日はできる限りの全てをやり遂げる事が出来たと思う。簡単なレースじゃなかったよ。今日はタイヤマネジメントが重要な鍵になると考えてたから、集中力を研ぎ澄まして賢く走りつつ、適切なタイミングでプッシュする事が必要だった。最後までタイヤを保たせるためにレース全体を上手くコントロールしなきゃならなかったんだ。
次のブラジルと最後のアブダビでは通常の予選ポジションからスタート出来るはずだから、全力で戦ってザウバーからポジションを取り戻すために頑張るよ。
71周で争われた決勝レースでは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが4位入賞、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが2位表彰台に留まり、ハミルトンが2018年のF1ワールドチャンピオンに輝いた。優勝は2番グリッドからスタートしたレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。メキシコGPでの2連覇を達成した。