ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターとフランツ・トスト代表、F1メキシコGP 2018年10月27日copyright Honda

ホンダF1、ガスリーの10位で2戦連続入賞「走りと戦略が上手く噛み合った結果」F1メキシコGP《決勝》2018

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ホンダF1の現場責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターが、メキシコシティ現地28日(日)に行われたF1第19戦メキシコGP決勝を終えて、レース内容と週末を振り返った。

トロロッソ・ホンダ勢は、最後尾20番手からスタートしたピエール・ガスリーが10位入賞。1ポイントを持ち帰りコンストラクター争いでチームに貢献した。だが、シャルル・ルクレールとマーカス・エリクソンのザウバー勢が2台揃って入賞した事で順位が逆転。3ポイント差で9位に後退した。

14番グリッドのブレンドン・ハートレーは、終盤までガスリーに先行する好走を見せていたものの、エステバン・オコン(Force India)との接触事故の責任を問われ5秒ペナルティが科せられる事となった。これを受けてチームは、53周目にチームオーダーを発動しハートレーに順位交代を指示。ガスリーを前に行かせたハートレーは12位でチェッカーフラッグを受け、最終14位に終わった。

ホンダは週末に先立って、平地と比べて23%も空気が薄く、マシンの信頼性を揺さぶる高地エルマノス・ロドリゲスにおいては、勝手知ったる旧型エンジンの方が好ましいと判断。最新型スペック3ではなく旧型仕様のスペック2を2台に搭載した。週末を通してエンジンは不具合を起こす事なくスムーズに機能。役目を果たした。

2戦連続入賞「走りと戦略が上手く噛み合った結果」

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今日のレースでは、パワーユニット交換によるグリッドペナルティーのために最後尾からスタートしたピエールが、アグレッシブな走りをみせて10位に入賞を果たし、チームにとって貴重な1ポイントを獲得してくれました。

ドライバーの走りに加えて、チームのピット戦略がうまく噛み合った結果だったと思います。パワーユニットとしては、高地という通常とは異なる環境の中で、2台揃ってトラブルフリーで週末を終えられた事を前向きに捉えています。


71周で争われた決勝レースでは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが4位入賞、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが2位表彰台に留まり、ハミルトンが2018年のF1ワールドチャンピオンに輝いた。優勝は2番グリッドからスタートしたレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。メキシコGPでの2連覇を達成した。

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