ジョディ・エギントン

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人物データ

名前 ジョディ・エギントン / Jody Egginton
国籍 イギリス
出身地 コベントリー
居住地 イタリア
生年月日 1974年01月28日 / 51歳

ジョディ・エギントンはイギリス出身のF1エンジニア。2019年から2024年シーズンまでレーシング・ブルズ(旧スクーデリア・トロ・ロッソ)のテクニカル・ディレクターを務めた。2025年4月1日付けで、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズ(RBAT)のエンジニアリングディレクターに就任する。

ドライバーでありメカニックでもあった父の影響を受け、1996年にティレルF1チームに加入しモータースポーツのキャリアを開始。ジュニアデザイナーとして1年間勤務した後、ギアボックス・デザインエンジニアとして、レースカー用のギアボックスを製造する英国のXtrac社に転職した。

母国でキャリア初期を過ごした後はドイツへと渡り、5年間に渡ってオペル・チーム・ホルツァーでエンジニアを務めた。2004年にはアストンマーティンに籍を移して帰国。一年間の勤務を経て、ジョーダンGP(後にフォース・インディア)のレースエンジニアとしてF1にカムバックした。

2010年にはチーフエンジニアとしてケータハムF1チームに移籍。チームが破産消滅する直前の2014年9月に、車両部門責任者としてスクーデリア・トロロッソへと逃れ、2017年11月に副テクニカル・ディレクターに就任した。

そして、マクラーレンに移籍したジェームス・キーの後任として、2019年3月25日付けでトロロッソのテクニカル・ディレクターに就任。F1で汗を流す傍ら、2015年11月には、自転車のデザインと製造を手掛けるWlkie Cyclesを創業した。

チームが「レーシング・ブルズ」として再出発を切った2025年シーズンの開幕を週末に控えて、エギントンがチームを去り、RBATのエンジニアリングディレクターに就任することが発表された

主なキャリア

概要
1996年 TYRELL F1チームにてジュニアデザイナー
1997-99年 XTRACにてギアボックスデザインエンジニア
1999-04年 渡独しオペル・チーム・ホルツァーに移籍
2004-05年 ASTON MARTIN RACINGにてレース&デザインエンジニア
2005-10年 フォース・インディアでレースエンジニアを務める
2010-12年 チーフエンジニアとしてCATERHAM F1チームに移籍
2012-14年 オペレーションディレクターに昇格
2014-17年 スクーデリア・トロロッソにて車両パフォーマンス責任者
2017年 副テクニカルディレクターに昇格
2019年 テクニカルディレクターに昇格
2025年 RBATのエンジニアリングディレクターに就任