周冠宇
人物データ
名前 | 周冠宇 / Guanyu Zhou |
---|---|
国籍 | 中国 |
出身地 | 上海市 |
居住地 | イギリス |
生年月日 | 1999年05月30日 / 25歳 |
身長 | 175cm |
体重 | 63kg |
F1デビュー | 2022年 |
SNS |
周 冠宇(ジョウ・グアンユー、英:Guanyu Zhou)は中国・上海市出身のレーシングドライバー。史上初の中国人F1ドライバーとして2022年にアルファロメオ(ザウバー)からデビューする。
2014年~18年にはフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に所属。2018年にはフォーミュラEチーム「DS Techeetah」の開発ドライバーを務めた。
2020年にルノーF1チームのアカデミーに加わり、アルピーヌへと改称された2021年の末までテストドライバーとしてシミュレーターセッションやレースマシンのテストを担当した。
2021年オーストリアGPの1回目のフリー走行では、2012年の馬青驊(マー・チンホワ)に続く史上2人目の中国人ドライバーとして、初めてF1グランプリ週末の公式セッションでドライブした。走らせたのは幼少期のヒーローであったフェルナンド・アロンソのマシンだった。アロンソは周冠宇のデビューセッションを「完璧」と評した。
主なキャリア
カート
8歳の時にカート競技を始め、2012年にイギリスへと渡った。2013年にはヨーロッパ・ジュニアROTAX、ABKC S1 Rotaxジュニアシリーズでタイトルを獲得した。
ジュニア・フォーミュラ
2015年にプレマ・レーシングからイタリアF4選手権とADACフォーミュラ4に参戦。シングルシーターのキャリアをスタートさせると、2016年にはモトパークからヨーロッパF3選手権にステップアップすると共に、トヨタ・レーシング・シリーズで総合6位を獲得した。
プレマへと移籍して挑んだ2年目のヨーロッパF3では、最終戦でランド・ノリスを抑えるなどの活躍を見せ、計5回の表彰台を獲得してランキング8位を獲得した。また3年目にはチームの総合優勝に貢献した。
FIA-F2選手権
2019年にユニ-ヴィルトゥオーシからF1の登竜門、FIA-F2選手権に参戦。初年度にポールポジション1回、表彰台5回を重ねてランキング7位を獲得し、新人賞「アントワーヌ・ユベール賞」を受賞した。
2年目はFDA所属のカラム・イロットをチームメイトとし、ソチのスプリントレースでF2初優勝を挙げ、初年度より1つ順位を上げてランキング6位を手にした。
3年目のシーズンは開幕戦バーレーンでポールポジションを獲得。フューチャーレースでの初優勝に繋げた。