アルファロメオF1のストラテジー・エンジニアを務めるルース・ブスコムビーとFIAレースディレクターを務めるマイケル・マシ、2020年10月22日F1ポルトガルGPの舞台アルガルベ・サーキットにて
Courtesy Of Alfa Romeo Racing

マイケル・マシ

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人物データ

名前 マイケル・マシ / Michael Masi
国籍 オーストラリア
出身地 シドニー

マイケル・マシはオーストラリア・シドニー出身のモータースポーツ・ディレクター。オーストラリア・モータースポーツ連盟(CAMS)を経て、2019年4月より国際自動車連盟(FIA)F1レースディレクターとFIAセーフティー・デリゲートを、そして2020年1月よりFIAシングルシーター・ヘッド・オブ・スポーティングを兼任している人物。スポットライトを避けたいタイプで謎が多い。

1979年にシドニーで生まれた。イタリア系の家柄という事で英語とイタリア語を操る。CAMSとのインタビューによると、アデレードで開催された1993年のF1オーストラリアGPを母と観戦した事でモータースポーツに興味を持ち、学生時代はレーシングチームのボランティアにも参加していたという。

FIAレースディレクターを務めるマイケル・マシとアルピーヌのトラックサイド・オペレーション部門を率いるアラン・パーメイン、2021年7月4日F1オーストリアGPにてCourtesy Of Alpine Racing

マイケル・マシとアルピーヌのトラックサイド・オペレーション部門を率いるアラン・パーメイン、2021年7月4日F1オーストリアGPにて

1996年にパトリシアン・ブラザーズ・カレッジ・フェアフィールドを卒業。その後2年間に渡って州立職業訓練学校TAFEでマーケティングを学んだ後に個人会社「マイケル・マシ・エンタープライズ」社を設立した。これは2021年7月現在も存在している。

TAFE卒業後のキャリア初期は謎に包まれているが、2008年にCAMSに加わり、マネージャー職として仕事に従事。2010年F1韓国GPの際には7ヶ月間に渡って同グランプリの運営を支援した。

その後ラリー・オーストラリアを経てコンサルタントとしてV8スーパーカーに加わり、2015年から2018年末まで同シリーズのレースディレクターを務めた。なおこの間に、マーク・スカイフ率いるスカイフ・レーシングやゴーカート・オーストラリア等でコンサルタントをしている。

そして2018年よりホワイティングの補佐役としてF1レース・ディレクターの職を学んだ後、開幕直前に急逝したホワイティングに代わって2019年のF1第1戦オーストラリアGPで同職代理を務め、2019年4月よりF1レースディレクターに就任した。

F1スチュワード委員長を務めていたギャリー・コネリーは、レースディレクター代理就任に際してマシを「1日に20時間働く完全に信頼に足る人物」と評し、「状況を把握して自分の意見を率直に話す」ところが「ホワイティングに似ている」と語っている。