角田裕毅に投げかけられた2025年もリカルドと続けたい?との質問
RBのチームメイトとして2025年もダニエル・リカルドを望むか?との質問を受けた角田裕毅は、11歳年上のオーストラリア人ドライバーとの良好な関係を強調した。
角田裕毅は開幕第9戦を前に早くも来季のシートを確保したが、リカルドの将来は決まっておらず、チームのリザーブ・ドライバーを務めるリアム・ローソンと契約を争う状況にある。
移籍の憶測もあるが、他のチームでレースをするイメージが湧かないとしてリカルドは、2025年もRBに残留してF1でのキャリアを続けていきたいとしている。
第10戦スペインGPを前に、来年もリカルドと続けていきたいか?と問われた角田裕毅は、答えに戸惑う様子を見せた後、「えぇ…そうですね、ダニエルとは良い関係を築いていますし、僕らは良いチームメイトです」と答えた。
「彼からたくさんのことを学んでいます。特に、自分にないものを学ぼうと思ってシーズンの初戦から注意深く観察してきました」
「それに、チームに対して素晴らしい技術的なフィードバックをたくさん提供してくれています」
「ダニエルとは何の問題もありませんが、(来年のチームメイトが)どうなるかは分かりません。ただ僕らはチームメイトとしてコース上でもコース外でも良い関係を築いています」
リカルドは同じカタロニア・サーキットで、今季の角田裕毅は「間違いなく本当に素晴らしいドライビング」を続けていると認め、タフなチームメイトを相手にすることは自身が「望んでいた挑戦」であるとして、「彼との仕事は本当に楽しい」と語った。
前戦カナダGPでは最終盤にコースオフを喫し、角田裕毅は4戦ぶりにノーポイントに終わった。カタロニア・サーキットで調子を取り戻すことはできるのだろうか?
「自信はあります。クルマのパフォーマンスは明らかに良好ですし、それが何よりです」と角田裕毅は語る。
「確かにカナダに関しては学ぶべきところがありますが、それと同時に、それまではかなり良いレースができていたことも事実です」
「なのでこれまで通りに取り組み、さらに前進するためにクルマをもっと改善していきたいと思っています」