カナダロイヤル銀行とロゴ
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ウィリアムズF1に更なる”ラティフィ・マネー”、カナダロイヤル銀行が新たなスポンサーに

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F1世界選手権に参戦するウィリアムズ・レーシングに、更なる”ラティフィ・マネー”がもたられた。英国グローブを本拠とするウィリアムズは12日、世界有数の金融機関の一つであるカナダロイヤル銀行(RBC)とパートナーシップを締結した事を明らかにした。契約は2020年の単年。

本契約に伴い、ウィリアムズの2020年型F1マシン「FW34」のフロントノーズに同社のロゴが掲載される。また、ガレージやホスピタリティエリア、チームウェア、そしてニコラス・ラティフィとジョージ・ラッセルが着るレーシングスーツにもプリントされる。

カナダロイヤル銀行は世界36か国で事業を営む多国籍金融サービス企業で、全世界に1600万人以上の顧客を持ち、8万人もの従業員を抱えている。日本においては、東京支店が1981年より営業を行っている。

2014年には、カナダ出身のニコラス・ラティフィを「チームRBCアンバサダー」として起用し、そのキャリアを支援してきた。同社のブランドマーケティング担当副社長を務めるマット・マックグリンは次の声明を発表した。

「我々RBCは、若きアスリートの才能を開花させる事を大切に考えてきた。今回の提携によって、この春にF1でデビューする才能溢れるニコラス・ラティフィを引き続き支援できる事になり、嬉しく思っている」

ウィリアムズは年が開けるや否や、ラティフィとの関わりが強い企業とのスポンサー契約を立て続けに発表してきた。8日(水)には、父マイケルが経営するソフィーナ・フーズとの商業契約延長を、そして9日(木)には、RBCと同じようにラティフィの個人スポンサーを務めているイタリアのコーヒー焙煎業者「ラバッツァ」との新規契約を明らかにした。