カナダGPのFP1でウィリアムズFW42をドライブしたニコラス・ラティフィ
Courtesy Of Williams Racing

来季F1昇格に向けた準備着々? ウィリアムズF1、米国大陸での3戦でニコラス・ラティフィを起用

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ウィリアムズ・レーシングは、メキシコ、アメリカ、ブラジルと続くシーズン最終盤の米国大陸での3戦で、2020年シーズンのレギュラードライバー筆頭候補と目されているニコラス・ラティフィを走らせる。

億万長者を父に持つカナダ人ドライバーは、FIA-F2選手権への参戦と並行して、今年グローブのチームのリザーブドライバーを兼任。最終戦アブダビのレースを残してニック・デ・ブリースに継ぐF2ランキング2位に付けており、ロバート・クビサの後任として、来季F1へのステップアップが予想されている。

シニア・レースエンジニアのデイブ・ロブソンは、第18戦メキシコGPではクビサのマシンで、そして続く第19戦アメリカGPではジョージ・ラッセルのマシンで、それぞれラティフィが1回目のフリー走行に出走すると明かした。

「この前出走したスパからは、だいぶ時間が空いてしまっているし、メキシコでマシンに戻ってこられるのを本当に楽しみにしている」とニコラス・ラティフィ。

「レーシングポイントにいた昨年のメキシコでFP1を走っているから、どういうコースなのかは良く分かっている。エルマノス・ロドリゲス・サーキットは標高が高い位置にあるから、かなり独特なコースだ。グリップが不足気味だから大変だしね」

「いつものように、僕の目標はFP2以降のチームを支援するためにクリーンなセッションを過ごすことだ」

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