ウィリアムズF1、800GP記念のFW45をお披露目…F1イギリスGPでワンオフカラー
ウィリアムズ・レーシングが2023年のF1イギリスGPに投入するグランプリ通算800戦目を記念したFW45のスペシャルリバリーをお披露目した。
チームの本拠、英国のシルバーストン・サーキットで行われる今週末のグランプリでは、アレックス・アルボンとローガン・サージェントが駆るFW45に、チームの伝統および創設者、故フランク・ウィリアムズ卿へのオマージュが施される。
エンジンカバーにはホワイトラインでユニオンジャックが描かれ、チームの創立年である1977年と800回のタイポがあしらわれた。青と白の配色は1990年代半ばから2000年代のカラーリングを彷彿とさせる。
大規模洪水被害を受けエミリア・ロマーニャGPがキャンセルされた事で、800回目のグランプリは翌ハンガリーGPに持ち越しとなったが、ウィリアムズは地元ファンのために、ハンガリーだけでなくイギリスGPでも800戦を祝う形を採る事にした。
祝賀イベントの一環として7月9日の決勝当日には、チームのブランドアンバサダーを務めるジェンソン・バトンがナイジェル・マンセルの1992年の愛機、FW14Bをドライブする。
ウィリアムズは45シーズン以上に渡ってF1世界選手権に参戦し続け、史上最も成功を収めたトップ3チームの一つとして歴史を紡いできた。
故フランク・ウィリアムズ卿とエンジニアリング界のパイオニア、パトリック・ヘッド卿によって1977年に設立されて以来、コスワース、ホンダ、ルノーとの提携を通して9度のコンストラクターズ選手権を勝ち取った。
アラン・ジョーンズ、ケケ・ロズベルグ、ネルソン・ピケ、ナイジェル・マンセル、アラン・プロスト、デイモン・ヒル、ジャック・ビルヌーブがウィリアムズと共にチャンピオンに輝いている。