ウィリアムズの2025年型F1マシン「FW47」のローンチ日を告げるグラフィック
Courtesy Of Williams

ウィリアムズF1、2025年の新車「FW47」の公開日を発表

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ウィリアムズ・レーシングは欧州現地2025年1月9日、2025年シーズンのFIA-F1世界選手権に投入する「FW47」を2月14日(バレンタインデー)に公開すると発表した。

イベントは英国シルバーストン・サーキットで開催され、ファン、パートナー、メディアが集まる中、特別なワンオフリバリーをまとったマシンが披露される。オンラインでも配信される。

その後、2月18日にロンドンのO2アリーナで行われるF1史上初のシーズン開幕イベントでは、2025年のレース用リバリーがお披露目される予定だ。

2025年はウィリアムズにとって、名門復権に向けた重要な節目となる可能性がある。チームを所有するドリルトン・キャピタルとジェームズ・ヴァウルズ代表が主導する変革計画の下、人材、技術、インフラへの積極的な投資が進行中だ。

ドライバーラインナップにも力を入れており、ミッドフィールドの中で最も高い評価を受けるアレックス・アルボンに加え、2025年に向けては4度のレースウィナーであるカルロス・サインツをフェラーリから迎え入れた。

サインツはヤス・マリーナ・サーキットで行われた2025年のポストシーズン・テストにウィリアムズから参加。FW46をドライブするなど、すでに新天地での活動をスタートさせている。

ヴァウルズは「2025年はウィリアムズにとって楽しみな要素が満載のシーズンだ。アレックスとカルロスという素晴らしいドライバーに加え、グリッド全体から優秀なエンジニアが集まっており、さらにグローブでは新しい施設が稼働する」と語る。

「復権計画の一環として、2025年型マシンの開発にはかなり前から取り組んできた。2月14日にシルバーストーンでその姿を見るのが待ちきれない」

「2026年の大規模なレギュレーション変更を見据え、ウィリアムズを本来あるべき場所に戻すべくチーム全員が全力で取り組んでいる。今年はエキサイティングな1年になるだろう」

サインツは、ウィリアムズが現在、「非常に重要な時期」を迎えているとして、「ウィリアムズをできるだけ早くグリッドの最前列に戻すために全力を尽くすつもりだ」と語った。

「アブダビテストではチームの士気と努力に大いに感銘を受けた。そのおかげでしっかりとした計画を立てることができた。プレシーズンテストと開幕戦に万全の体制で臨めるよう、すでに作業を開始している」

「シルバーストンでのお披露目まであとわずかだ。自分の新しいクルマを見るのが待ちきれない!2025年はエキサイティングなシーズンになるだろう。全力でシーズンを戦い抜くつもりだ」

アルボンは「新しいシーズンに向けてファクトリーの誰もが懸命に作業を進めている」と述べ、FW47への期待をにじませた。

「2月14日のお披露目は、チームとして重要なシーズンをスタートするにふさわしい機会になるはずだ。今年は最初のレースから2台揃って全力で戦い、2026年のチャンスを見据えた準備にも取り組む。このチームの特別な献身と努力が結果として現れる瞬間が楽しみだ」