ウィリアムズ、2023年F1プレシーズンテストのドライバーラインナップを発表
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ウィリアムズ・レーシングは2月21日(火)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで23日に開幕を迎えるF1公式プレシーズンテストのドライバーラインナップを発表した。
初日木曜はチームでの2シーズンを迎えるアレックス・アルボンと、念願のF1デビューに向けてシミュレーターで精力的に作業に取り組んできた新人ローガン・サージェントが走行時間を均等に分け合う。アルボンは午前、サージェントは午後に「FW45」のステアリングを握る。
2日目の金曜日はサージェントが、最終3日目はアルボンが各々単独でプログラムを担当する。
日にち | 午前 | 午後 |
2/23日(木) | アルボン | サージェント |
2/24日(金) | ローガン・サージェント | |
2/25日(土) | アレックス・アルボン |
今季唯一となるシーズン前テストの目的について、車両パフォーマンス部門を率いるデイブ・ロブソンは「開幕バーレーンGPに向けてクルマ、チーム、そしてドライバーの準備を整えていく事が第一だ」と説明する。
「それに加えてFW45のパフォーマンスに関する基礎的なデータを収集し、現在進めている開発プログラムに役立てるつもりだ」
「今週の天候は2月のバーレーンとしては典型的なものになる見通しで、快適で乾燥したコンディションが予想されるものの、風向きが読めない突風が吹く可能性もある」
英国シルバーストン・サーキットでのシェイクダウンを経て、2月20日には新チーム代表のジェームズ・ヴァウルズがチームに合流した。
アルボンは「シルバーストンのコンディションとは全く異なるけど、それでも周回を重ねることはやはり重要だ」と語る。
「バーレーンテストでは各々が1日半に渡り、クルマに慣れるため異なるコンディションに適応してなきゃならない」
「とは言えさほど大した事じゃないから、できるだけ早くクルマをまともな状態に持っていくために積極的に取り組んでいく事が必要だ」
「去年より良い土台が築ければ良いんだけど、今の段階では何とも言えないね」
一方のサージェントは、シルバーストンでのシェイクダウンで「既にクルマに良い感触を得る事ができた」として、自身が良く知るバーレーンのコースでFW45への理解を深めていきたいとの意気込みを語った。
今シーズンの行方を占うF1公式プレシーズンテストは2月23~25日の3日間にかけて行われる。セッションの模様はDAZNで完全生配信される。