スポーツ動画専門のオンライン配信サービス「DAZN」が3年の複数年契約を締結し、少なくとも2025年シーズンまでFIA-F1世界選手権をライブ配信する事が2月20日、発表された。

2023年シーズンからの新契約に基づきDAZNは「スタンダード・プラン」を通してフリー走行、予選、F1スプリント、決勝レースを含む全てのグランプリ及びハイライトを日本で配信する。見逃し配信も行われる。

更に中野信治氏やサッシャ氏を招き、角田裕毅ら20名が参加する2月23日～25日のバーレーン・インターナショナル・サーキットでの今季プレシーズンテストも完全ライブ配信する。

2023年のF1はプレシーズンテストを経て3月5日のバーレーンGPで開幕を迎え、11月26日のアブダビGPで閉幕する。鈴鹿サーキットでの日本GPは9月24日に決勝レースが行われる。

DAZNでF1テストを視聴する

DAZNは既に、2月14日(火)より新料金プランを導入し、従来3,000円に設定されていた「月額プラン」を700円アップの月額3,700円（税込）へと変更する事を発表している。

今季のF1は先に記したようにバーレンテストを含めて2月から11月の10ヶ月間で行われる。月額プランの場合、3,700円✕10ヶ月=37,000円（税込）となるため、懐事情が許すのであれば一括で30,000円を支払う「年間プラン（一括払い)」が最もお得だ。

シーズン中の毎週水曜日には昨年に引き続き、見どころや勝負を分けたポイントなど、レースの前後に関わらず特番「WEDNESDAY F1 TIME」が配信される。

F1との契約締結を受けDAZN Japanの山田学エグゼクティブ・バイスプレジデントは「全セッションのライブ配信のみならず、ドライバーの視点や走行中の位置情報、ラップタイムデータなど、マルチスクリーンで視聴できる独自の『F1 ZONE』で、F1の興奮を余すことなくお伝えします。今後もF1ファンの皆様に、よりエキサイティングな視聴体験をお届けできるよう、尽力してまいります」と語った。