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セバスチャン・ベッテル、2020年型フェラーリF1マシンで初のシート合わせを実施
スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルは31日、フェラーリの本拠地マラネッロを訪れ、2020年のF1世界選手権に投入する新車のコックピットに初めて乗り込んだ。
ベッテルは31日(金)午前にマラネッロへと顔を出し、エンジニアやマッティア・ビノット代表らとのミーティングに臨んだ後、コックピット内でのポジション確認のために初めてシートフィッティングを行った。
フェラーリドライバーとして、ミハエル・シューマッハとニキ・ラウダに続く歴代最多勝利数を誇るドイツ人ドライバーは、跳馬での6台目のマシンに乗り込んだ後、メカニックに対してフィードバックを返した。
コードネーム671として開発中の今季型マシンは、従来よりもレーキ角を増加させてレッドブル並になると噂されているが、風洞実験での成果が予想を遥かに下回る状況で、エンジニア達が頭を抱えているとも伝えられている。
ベッテルは自分の愛機に”愛称”をつける事を習慣としており、2019年のフェラーリ「SF90」には「Lena(リーナ)」という名を授けている。”今年の彼女”の名前が明かされる日は間近に迫ってきている。
フェラーリは11日後の2月11日(火)現地18時30分より、ロマーニャ州のレッジョ・エミリア市にあるロモロ・ヴァリ市営劇場にて、新車のプレゼンテーションイベントを行う予定となっており、その模様はスクーデリアの公式WEBサイトのほか、オフィシャルFacebookページにてライブ配信される。