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第10戦F1イギリスGPを終えて、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、フェルナンド・アロンソのリタイヤに「とても失望している」とのコメントを残した。
ブーリエはレース前、パワーユニットの交換によって最後尾からスタートするアロンソの、レース序盤での大幅な巻き返しを予想していた。ブーリエの予言通り、アロンソは一時13番手まで追い上げていたが、燃料圧力の問題によって今季4度目のリタイヤを強いられた。
マクラーレン:イギリスGP決勝を終えて
エリック・ブーリエレーシングディレクター
フェルナンドはグリッド後方から力強いスタートを切りました。周回遅れを処理しながら道を切り開き、レース残り三分の一のところでは14番手にまで追い上げました。ストフェルはその時9番手を維持していました。それだけに、35周目にフェルナンドがリタイヤに直面してしまった事に非常にガッカリしています。
燃圧の問題によってパワーが失われてしまった事がリタイヤの原因です。我々は現在詳しい調査を行っています。
残り10周のところで、ストフェルは10位を懸けてフェリペ・マッサとのバトルをしていました。最終的には彼のワールド・チャンピオンシップ・ポイントの望みは絶たれてしまいましたが、彼は手堅く印象的な走りを披露してくれました。
ここから我々はハンガロリンクに向かいます。このサーキットは、数多くのカーブとコーナーが、短いストレートでつながれたようなレイアウトを持っています。ハンガリーGPでは、もう少しばかり競争力がある事を願っています。
2017年第10戦F1イギリスGPの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1イギリスGP特設ページを参照されたい。