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FP1を10番手、FP2を16番手で終え、計58周を走り込んだストフェル・バンドーンは、イギリスGP初日フリー走行の結果に確かな手応えを得たようだ。
舞台のシルバーストンは、MCL32が不得手とするエンジンパワーと高いダウンフォースが要求されるテクニカルなコース。ストレートスピードとコーナーリングスピードという相反する性能が求められる難しいサーキットで、マクラーレン・ホンダの面々は、最適なマシンバランスを見つけるための作業に徹した。
初日の結果を振り返ってバンドーンは、かなり良いスタートが切れた、と語り、予選に向けての最適なセットアップを見つけられたと自信を覗かせる。
バンドーン:イギリスGP初日を終えて
ストフェル・バンドーンFP1: 10位, FP2: 16位
かなり良いスタートが切れたよ。1周の距離が長く、たくさんの高速コーナーがあるサーキットである事を思えば、車のパフォーマンスは良かったんじゃないかな。かなり快適に感じたよ。
いつものように中段での争いが接近してるから、明日の予選はほんの些細なことで結果が変わってしまうだろうね。今は車の限界を探ってるところだよ。特にべケッツのあるセクター2のところ。僕もフェルナンドも、セクター3の手前でリアタイヤのグリップを失う瞬間があるんだ。今日のフリー走行では、色んなダウンフォースの設定パターンを試して多くを学んだよ、明日に向けて、すごく良いアイデアを見つけられたんじゃないかな。
バンドーンと同じく、ホンダF1の総責任者である長谷川祐介も予選での好成績に自信をみせている。
2017年第10戦F1イギリスGPの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1イギリスGP特設ページを参照されたい。