F1メキシコGPでのタイヤテスト縛り、アルファタウリ含む5チームは特例措置
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28日(金)に行われるF1メキシコGPの2回目のフリー走行は通常の60分間ではなく90分に延長され、2023年仕様のタイヤ開発テストに充てられる。セッション中は様々な縛りが設けられる。
FP1でレギュラードライバーのみを起用したチームは、90分間全てを通してピレリの計画に沿ってテストに取り組まなければならず、以下のように制限が設けられる。
- マシン構成の変更は不可
- スタート練習は不可
- DRSの使用は不可
- セットアップ変更は不可
- ドライバーコントロール変更は不可
- ピットストップ練習は可
FP1で若手を起用するチーム、つまり角田裕毅に代えてリアム・ローソンにステアリングを託すアルファタウリを含む5チームに関しては特例を利用できる。
これは、FP2の前半45分までは通常通りのプラクティスとして走行できるというものだ。ただし、セッション内に必ずピレリの走行計画をやり終えなければならない。前半45分までは以下のように制限が緩和される。
- 全てのドライタイヤを使用可
- マシン構成の変更は不可
- スタート練習は可
- DRSの使用は可
- セットアップ変更は可
- ドライバーコントロール変更は可
- ピットストップ練習は可
タイヤテストに専念しなければならない後半45分の扱いについては、FP1でレギュラードライバーのみを起用したチームに対する扱いと同様だ。
エルマノス・ロドリゲスでの金曜1回目のフリー走行には、ピエトロ・フィッティパルディ(ハース)、ローガン・サージェント(ウィリアムズ)、ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)、リアム・ローソン(アルファタウリ)、ニック・デ・フリース(メルセデス)の5名の若手が参加する予定だ。