F1トルコGP 速報:雨の影響で予選Q1が赤旗中断!ガスリーやルクレールがノックアウトゾーンに…
F1第14戦トルコGPの公式予選が11月14日現地15時、日本時間21時より開始されたが、雨の影響で路面の至る所に川と水たまりが生まれる状況となり、Q1セッション開始8分強で赤旗中断となった。時計の針は6分56秒で止められた。
現地イスタンブールは雨雲に覆われ、エントリーした全20台で争われる予選第1ラウンドのQ1は降水確率90%の予報の下、気温11.9℃、路面13.5℃のウエットコンディションでスタートした。
雨用タイヤはインターミディエイトとフルウェットの2種類が用意されているが、チーム毎に選択が分かれた。概ね半々でセッションがスタートしたが、雨脚が強まった事で路面は完全なフルウェットコンディションとなり、インターミディエイト組はタイヤの履き替えを強いられた。
現時点でトップタイムを刻んでいるのはエステバン・オコン(ルノー)で、ラップタイムは2分6秒115に留まっている。2番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手にはランス・ストロール(レーシングポイント)が続く。
3回のプラクティスセッションの全てでファステストを刻み、今季初のポールポジションへと期待が高まっているレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、最初にインターミディエイトを履いた事が仇となり、現時点ではノックアウトゾーン転落スレスレの15番手に沈んでいる。
Q1敗退の危機にあるのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ロマン・グロージャン(ハース)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)の5台だ。
残された時間は6分56秒であり、グリーンフラッグと同時にコースインしたとしても、タイム計測のチャンスは最大で2回と考えられる。セッションは50分弱のレッドフラッグによる中断を経て、現地15時55分に再開される。