角田裕毅「幻の日本GP」仕様のヘルメットをF1アメリカGPで着用、モミジ映える美しいデザインに「カナダ?」の声も
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は10月22日に開幕を迎えるF1第17戦アメリカGPで、日本GP仕様のスペシャルヘルメットを着用する。
角田裕毅は初日を前に、昨年に続きコロナ渦の影響で中止を余儀なくされた鈴鹿でのグランプリ用に特注したヘルメットを被ってサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)での週末に臨む事を明らかにした。
日本GPで使用する予定だったヘルメットをアメリカGPで着用します!日本のファンの皆様そしてホンダF1ラストイヤーの想いを込めて臨みたいと思います!
デザインそしてペイントを手掛けてくださった大西琢磨さんと木目田さんに感謝です🙏めちゃめちゃ気に入ってます🤩 pic.twitter.com/v848OZvGkq— 角田裕毅/Yuki Tsunoda (@yukitsunoda07) October 21, 2021
シーズン中に特別なデザインのヘルメットを持ち込むのはフランス、ベルギー、イタリアに続く今季4回目で、紺色を基調に黄色、橙色、赤色のモミジが映える秋らしいグラフィックに仕上げられている。
ベタで仕上げるという平面的な処理と、モミジそのものにフォーカスするのではなく、紅葉(こうよう)という”もののあはれ”が表現されているところが如何にも日本的だが見方は人それぞれで、海外ファンの中にはサトウカエデの葉を模した国旗を思い浮かべ、カナダGP用のヘルメットだと受け止める者も多くいたようで興味深い。
後頭部に入れられた「YUKI TSUNODA」が横書きではなく縦書きなところも、日本を感じさせる。