角田裕毅、ホンダ「NSX GT3 Evo」で独ニュル初走行へ!ベッテル、リカルドと共にレッドブルのショーイベントに参加

スクーデリア・アルファタウリのカラーリングが施された角田裕毅のホンダ「NSX-GT3-Evo」、2023年Courtesy Of Red Bull

角田裕毅(アルファタウリ)がセバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルドと共に2023年9月9日に開催される「レッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンク」に参加し、ホンダ「NSX GT3 Evo」でノルドシュライフェを走行する事が発表された。

ニュルの北コース、ノルドシュライフェは1927年開業と長い歴史を持ち、これまでに幾多ものドラマを生み出してきた。73コーナーを持つ全長約20.832km、高低差300mのコースはサーキットと言うよりはむしろ峠道といった雰囲気で、世界有数の難コースとして知られている。

creativeCommons Jae Choi

ドイツのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)、2019年3月10日

「ニュルブルクリンクで走るのは今回が初めてなので本当に楽しみにしています」と角田裕毅は語る。

「HONDA NSX GT3 EvoはGT3レースの最高峰で勝利を収めた実績のある素晴らしいクルマです。ドライブするのが待ち切れません」

「ノルドシュライフェは伝説的なサーキットですね。ビデオゲームのグランツーリスモで走っただけなのですが、それでも凄く楽しかったです」

ニュル12時間レースの併設イベントとして行われる「レッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンク」では、ベッテルが持続可能燃料を搭載した2011年型「RB7」を、リカルドが2012年型「RB8」をドライブする。

F1マシンがノルドシュライフェを走行するのは、2013年にミハエル・シューマッハがニュル24時間のサポートの一環としてメルセデス「W02」を駆って以来、10年ぶり。2007年にはニック・ハイドフェルドが同じくノルドシュライフェでステアリングを握った。

ノルドシュライフェで最後にグランプリが開催されたのは47年前に遡る。GPコースではF1アイフェルGPの名の下に2020年に開催されたが、ニキ・ラウダの事故の影響もあり北コースでのレースは1976年を最後に途絶えた。

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