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角田裕毅、アルファタウリ時代の旧友デ・フリースと抱擁の再会…フォーミュラE 東京E-Prixで
角田裕毅(RBフォーミュラ1)はF1第4戦日本GPに先立ち、3月30日(土)に行われたFIAフォーミュラE世界選手権東京E-Prixに足を運び、アルファタウリ時代のチームメイト、ニック・デ・フリースを激励した。
デ・フリースは昨年、念願のF1フル参戦を果たしたものの、半年を待たずにレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコに解雇を言い渡されシートを失った。成績不振が理由だった。
F1を追われ、マヒンドラ・レーシングと契約を結んでフォーミュラEに復帰したデ・フリースは初の東京E-Prixに向けて12番グリッドに着いた。
角田裕毅はレース前のグリッドに姿を見せ、かつてのチームメイトと抱擁。再会を喜んだ。
2人の協力関係は半年足らずで終わりを迎えたが、その関係は終始、良好だった。
角田裕毅はデ・フリースほど「(クルマに関する)各々のディティールを分かりやすく説明」するドライバーは「これまでに見たことがない」として、「本当に良いお手本だった」と称賛し、チームメイトという関係が終わってなお「当然、友人同士」だと強調した。
史上初開催を迎えた東京E-Prixは、ポールポジションからスタートした日産のオリバー・ローランドが終盤に向けてトップを維持する快走を続けていたものの、マセラティMSGレーシングのマキシミリアン・ギュンターが0.755秒差でトップチェッカーを受ける結果となった。
残念ながらデ・フリースは接触によりリタイヤを余儀なくされた。