角田裕毅昇格、F1オランダGP決勝結果が事後変動…マグヌッセンの違反行為で

スタート直後のメインストレート、2023年8月27日F1オランダGP決勝レース(ザントフォールト・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

8月27日に行われたF1第14戦オランダGPの決勝レース後、ケビン・マグヌッセン(ハース)に5秒ペナルティが科されたためリザルトが変動。バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)と角田裕毅(アルファタウリ)が各々、14位と15位に昇格した。

マグヌッセンは最終盤の赤旗後のリスタートの際、セーフティーカー(SC)先導下での2周を通して最後尾を走行していた。F1競技規定はこの状況下でドライバーに、前走車両との車間を10台分以内に保つ事を定めているが、マグヌッセンは「幾度にも渡って」これに違反した。

スチュワードによるとマグヌッセンは、タイヤを温めアドバンテージを得るために、時には「260~270m」離れていたという。

この手のケースではペナルティポイントが与えられるところだが、クラッシュ等の事故を受けて導入されるSCラップとは異なり再開時であったため、コース上にマーシャルやレスキュー隊員はおらず、潜在的に危険な状況はなかったとしてスチュワードはタイムペナルティのみに留めた。

F1オランダGP特集

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