シルバーストーン・サーキットを走行するアルファタウリ・ホンダAT01の後ろ姿、70周年記念GPにて
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F1トスカーナGP 予選Q1速報:アルファタウリ・ホンダのガスリーが昨年のベルギーGP以来となるまさかの敗退

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2020 FIA-F1世界選手権9戦トスカーナGPの公式予選が日本時間9月12日22時よりムジェロ・サーキットで始まった。エントリーした全20台で争われる予選第一ラウンドのQ1では、ウィリアムズ勢が先陣を切ってコースイン。ニコラス・ラティフィが、F1デビュー以来チームメイトに対して予選負け無しのジョージ・ラッセルをコンマ1秒上回る先制攻撃を仕掛けた。

1セット目のアタックを終えてバルテリ・ボッタス(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の3台が突き抜けた速さを示した一方で、暫定4番手のランス・ストロール(レーシングポイント)から19番手のロマン・グロージャン(ハース)までの16台が僅か0.883秒に収まる大接戦に。路面の改善もあって、最終アタックではタイムシートが慌ただしく動いた。

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ラッセルは最後のランの際に、時速250km近い超高速のターン7の出口で右ホイールをグラベルに落として大量の粉塵を巻き上げながらも、臆することなくアクセルを踏み続けて神業的なコース復帰を果たし、そのままタイム計測をキープ。驚くべきことに自己ベストを塗り替えて18番手タイムを刻んだ。

前戦ウィナーのピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は、全セッションでTOP10タイムを刻んできたものの、肝心の予選でアンダーステアに苦しみ16番手に終わり、昨年のベルギーGP以来となるQ1ノックアウトを喫した。ガスリーの敗退によって、セバスチャン・ベッテルが紙一重の16番手でQ2進出を果たした。

その他のホンダエンジン勢はマックス・フェルスタッペンが3番手、アレックス・アルボンが4番手、ダニール・クビアトが10番手で次のラウンドにコマを進めた。

ノックアウト

  • ピエール・ガスリー
  • アントニオ・ジョビナッツィ
  • ジョージ・ラッセル
  • ニコラス・ラティフィ
  • ケビン・マグヌッセン

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