アストンマーチンF1チームは本日2月12日(月)、2024年シーズンの開幕に向けてフェルナンド・アロンソとランス・ストロールがドライブする新車「AMR24」を世界初公開する。

チームは以下のYouTubeチャンネルやSNS、公式サイトを通してグリニッジ標準時午前8時、日本時間17時に「AMR24」を公開する。その後はシルバーストン・サーキットで行われるシェイクダウンの一部模様を発信する計画だ。

アストンは年明けを経て、日本経済新聞社傘下の経済紙「フィナンシャル・タイムズ」、豪華客船事業を手掛ける「リージェント・セブンシーズ・クルーズ」、スイスの高級時計メーカー「ジラール・ペルゴ」、法人向けストレージ事業を営む「ネットアップ」、そして多国籍重機メーカー「JCB」との契約延長または新たな契約の締結を立て続けに発表した。

無論、現行契約が満了を迎える今季末を以て引退という可能性もゼロではないが、ルイス・ハミルトンのフェラーリ電撃移籍に伴いアロンソは、空いたメルセデスのシート有力候補の一人に挙げられている。

スペイン国内の報道によると2度に渡ってF1ワールドチャンピオンに輝いた42歳のスペイン人ドライバーはまだ、アストンとの間で2025年以降の契約延長に関する交渉を開始していない。

まずは「AMR24」の出来を確認し、今シーズンおよび2025年シーズンにどれだけの進化が期待できるかを見定める事になりそうだ。

昨年型の「AMR23」は開幕ダッシュを決めたものの、22戦を通して最も進歩がなかったクルマの一台だった。

新車発表イベントを行うのはハース、ウィリアムズ、ザウバー（ステイクF1）、ビザ・キャッシュアップRBに続き5チーム目。ローンチウィークも折り返しを迎える。