母国アロンソ今季初Q3進出7番手!PPハミルトン / 2017年F1スペインGP《予選》結果とダイジェストcopyright F1

母国アロンソ今季初Q3進出7番手!PPハミルトン / 2017年F1スペインGP《予選》結果とダイジェスト

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F1ヨーロッパラウンドの始まりを告げるスペインGP、ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手にフェラーリのセバスチャン・ベッテル、3番手にバルテリ・ボッタスが続いた。9年ぶりのポールが期待されたキミ・ライコネンは4位という結果に終わった。

マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソが母国の観衆を歓喜させる7位を獲得、今シーズン初めての予選Q3進出を決めた。「7位は天からの贈り物だね。明日何ができるか楽しみだ。ここはオーバーテイクが難しいサーキットだけど、順位が上げられるよう頑張るよ」アロンソは明日の決勝をトップ10グリッドからスタートすることになる。

2017年F1スペインGP予選順位結果表
©F1

レッドブル勢は昨年のウィナーであるマックス・フェルスタッペンが5番手、ダニエル・リカルドは6番手を獲得、メルセデスとフェラーリに対しては全く太刀打ち出来ずに予選を終えた。

あわやベッテル:予選Q1ハイライト

13日(土)現地時間14時から行われたF1スペインGP予選。晴れ渡る好天に恵まれたカタロニア・サーキットは気温26℃路面温度45℃のコンディション。午前に行われたFP3終了後、セバスチャン・ベッテルのパワーユニットから水漏れが確認されたため、チームは予選に向けてPU交換を実施していた。

チーム「マシンを止めて、マシンを止めて」
セブ「マジで言ってんの?」
チーム「そうだよセバスチャン、何とかしてピットに入ってきて」

マシンを走らせるセバスチャン・ベッテル
©ScuderiaFerrari

予選Q1開始直後、コース上に出たばかりのベッテルのマシンに何らかのトラブルの兆候を確認したチームが無線を飛ばした。少しばかりセッティングを変更した後ベッテルは「今はさっきより良いみたい」とチームに報告、これに対してチームは「OK、それならプッシュしていいよ」。直後に1周のみアタックしたベッテルはその時点でのトップタイムをマーク。

路面コンディションが急激に良くなる中ラップタイムも上昇傾向に。母国のファンの前で勇姿を見せたいフェルナンド・アロンソは1分22秒015をマークし12番手で予選Q2進出を決めるも、新品ソフトを3本使ったストフェル・バンドーンは19番手に終わりQ1敗退を喫した。

ザウバーはパスカル・ウェーレインがギリギリでQ2進出を決めたものの、マーカス・エリクソンはウェーレインに僅か1000分の5秒差で破れQ1敗退、ジョリオン・パーマー、ランス・ストロール、そしてトロ・ロッソのダニール・クビアトがまさかの予選終了となった。1位ハミルトンから19位バンドーンまでが2秒差に収まる接戦であった。

ホンダ今シーズン初のQ3進出:予選Q2ハイライト

アロンソが地元ファンの期待に応えた。渾身の走りを見せたアロンソはQ3進出ギリギリの10番手タイムをマーク、今季トラブル続きのマクラーレン・ホンダはついに予選Q3進出を果たした。予想だにしない結果にマクラーレン・ホンダのガレージが湧く。

17年シーズン初の予選Q3進出を喜ぶホンダ陣営
母国スペインで見事Q3に進出したフェルナンド・アロンソ
©F1

初日金曜には2台揃ってトップ10入りを果たすなど、今週末ここまで好調を見せていたルノー勢は両ドライバー共にQ2敗退、アロンソと同じく母国レースのカルロス・サインツは惜しくも予選最終ステージに進むことができなかった。ダブルポイント獲得を続けている安定感抜群のフォース・インディアのコンビは7番手と9番手タイムをマークしトップ10に名を連ねた。

ベッテル肉薄も…:予選Q3ハイライト

メルセデスとフェラーリの一騎打ちが予想された予選Q3、1回目のアタックの終えての順位は1位ハミルトン、2位バルテリ、3位ライコネン、4位ベッテル。ボッタスとライコネンに対してハミルトンがコンマ3秒ほどリードする展開に。最後のアタックに向けてアウトラップを走るボッタスは、前を走るフェリペ・マッサの影響でタイヤを温めきれないままにアタックラップに。ボッタスの予選は最終アタック前に決した。

予選後インタビューに応えるセバスチャン・ベッテル
©F1

「最終コーナーでためらっちゃったんだ。。最後のシケインに手間取ってしまってね。ルイスはうまくやったと思うけど、ギャップはかなり接近してた。今朝は忙しかったのでチームにお礼を言わなきゃね。ガレージの皆は2時間ほどでエンジンを交換してくれたんだ。予選に出れたのはちょっとした奇跡みたいなものだよ。ポールが取れたら良かったんだけど、、明日は良いレースにしたいね」予選後のインタビューでこう語ったベッテルは、最終シケインでミスをしてしまい、ハミルトンを捕らえることはできなかった。

グリッド最年長のライコネンは「もう少しいけたと思うけど、ラップを上手くまとめきれなかったんだ」とコメント。第二期フェラーリでのポールポジションは次戦以降にお預けとなった。

予選順位とタイム

各ドライバー毎の順位とラップタイムは以下の通り。

Pos No Driver Team Q1 Q2 Q3 Laps
1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:20.511 1:20.210 1:19.149 12
2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:20.939 1:20.295 1:19.200 16
3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:20.991 1:20.300 1:19.373 15
4 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1:20.742 1:20.621 1:19.439 14
5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー 1:21.430 1:20.722 1:19.706 12
6 3 ダニエル・リカルド レッドブル・タグホイヤー 1:21.704 1:20.855 1:20.175 12
7 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1:22.015 1:21.251 1:21.048 15
8 11 セルジオ・ペレス フォースインディア・メルセデス 1:21.998 1:21.239 1:21.070 14
9 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ・メルセデス 1:22.138 1:21.222 1:21.232 15
10 31 エステバン・オコン フォースインディア・メルセデス 1:21.901 1:21.148 1:21.272 17
11 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:21.945 1:21.329 13
12 55 カルロス・サインツ トロロッソ 1:21.941 1:21.371 12
13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:22.091 1:21.397 12
14 8 ロマン・グロージャン ハース・フェラーリ 1:21.822 1:21.517 13
15 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー・フェラーリ 1:22.327 1:21.803 15
16 9 マーカス・エリクソン ザウバー・フェラーリ 1:22.332 9
17 30 ジョリオン・パーマー ルノー 1:22.401 6
18 18 ランス・ストロール ウィリアムズ・メルセデス 1:22.411 7
19 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1:22.532 9
20 26 ダニール・クビアト トロロッソ 1:22.746 6

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