お互いの健闘を称え合うアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーとフェラーリのセバスチャン・ベッテル、2020年F1スペインGP決勝レース後の計測にてcopyright Red Bull Content Pool

アルファタウリ・ホンダ︰9位は悔しい? ガスリーが今季3度目の入賞「マクラーレンと戦えたのは前向き」

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アルファタウリ・ホンダは、8月16日に開催されたF1スペインGP決勝レースで、10番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーがポジションを2つ上げて8位入賞を飾った。12番グリッドのダニール・クビアトは順位変わらずフィニッシュラインを駆け抜けた。

ガスリーの入賞は開幕オーストリアの7位、第4戦イギリスの7位に続く今季3度目となった。好調続ける24歳のフランス人ドライバーは、獲得ポイントを14に伸ばしてドライバーズランキング13位につけ、ダニール・クビアトは計2ポイントで16位。チームとしては16ポイントでコンストラクターズ選手権7位をキープした。

Pos Driver Team Laps Time PTS
8 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 65 +1 lap 4
9 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 65 +1 lap 2
10 ランド・ノリス マクラーレン・ルノー 65 +1 lap 1
11 ダニエル・リカルド ルノー 65 +1 lap 0
12 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 65 +1 lap 0

車両パフォーマンス部門を率いるギヨーム・デゾテウスは「ピエールは不運にも第2スティントの全てでトラフィックに阻まれ、アルボンやノリスを含む列車の中に閉じ込められてしまった。最終スティントも似たような感じで、1ストップを狙っていたベッテルを追い抜けると考えていたが叶わなかった」と説明し、もう少し上を狙えたはず、との考えを示した。

その一方で「全体的には、我々が強力なミッドフィルダーである事を確認できたポジティブな結果だ。この好調を維持して、直近の競合相手に対する優位性を高めるべく、今後も努力していきたい」とも述べ、6戦を終えての進捗状況に手応えを得ている様子を伺わせた。

アルファタウリ・ホンダ:F1スペインGP決勝

ピエール・ガスリー決勝: 9位, グリッド: 10番手

素晴らしいレースになったよ。チームのために再び2ポイントを獲得できて嬉しい。

上手くスタートして、ターン1でシャルル(ルクレール)とランド(ノリス)をパスして8番手にポジションを上げる事ができた。第2スティントではDRSトレインの中に入ってしまい、他のマシンの後ろに引っかかった事でプライムタイヤをフル活用できなかったのが少し残念だった。

それでも、クルマのパフォーマンスという点で非常にチャレンジングなバルセロナのレースの大半で、マクラーレンと僅差で競い合えたのは前向きな材料だと思う。

今日の結果には満足だよ。次のスパも楽しみだね。

ダニール・クビアト決勝: 12位, グリッド: 12番手

とても悔しい。満足のいくレースだったとは言えない。

いつもの日曜日とは異なり、今日はマシンのフィーリングが良くなかった。タイヤを適切に使えていなかったせいじゃないかと思う。満足できるスタートが切れたし、フェラーリ勢やリカルドと良いバトルが出来ていたから、今日はもっと良いポジションでフィニッシュできると思っていた。

この週末から学べることが幾つかあると思う。次のレースではもっと良い結果を残せるはず。


8月16日(日)にカタロニア・サーキットで行われた2020年F1第6戦スペイングランプリ決勝レースでは、ポールからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が通算88勝目を上げた。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3位表彰台にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が滑り込んだ。

今季2度目の3連戦が終わり、次戦は2週間後の8月30日(日)にスパ・フランコルシャンで開催されるベルギーGPとなる。伝統のスパの後にはモンツァとムジェロのイタリアでの2戦が控えており、F1サーカスは今シーズン3度目のトリプルヘッダーへと向かう。

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