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土曜午前のフリー走行でタイムシートの最上位に名を刻んだフェラーリのキミ・ライコネンだが、午後の予選ではアタックラップをまとめられず4番手という結果に終わった。チームメイトのセバスチャン・ベッテルが前戦ロシアGPでポールポジションを獲得したこともあり、今週末好調を維持していたライコネンに9年ぶりのPP獲得の期待がかかっていたが、残念ながら次戦以降にお預けとなってしまった。
ライコネン自身も今日の予選にがっかりしていると述べ、変わらない表情の中に悔しさをにじませた。スペインGP予選を振り返ってキミ・ライコネンが発表したコメントを以下に紹介する。
ライコネン:スペインGP予選後コメント
キミ・ライコネン予選: 4位, FP3: 1位
「週末を通してマシンが上手く機能してくれてたから満足してるんだけど、予選の結果にはがっかりだよ。今日のトラック・コンディションは少しばかり厄介だった。まあ、昨日よりは良かったんだけどね。速さがあるのは感じてたんだけど、色んなところで手こずってしまったんだ。縁石に当たったりワイドに走ってしまったりと、いくつか些細なミスをしてしまったから、1周を上手くまとめられなかったんだ。明日もう一度トライしてみるよ」
「僕らはレースに向けて何百通りものプランを立てることができるけど、望んだ通りに走れる保証なんてないんだ。自分たちの戦略については分かるけど、他のみんなが何をするのかは分からない。適切なタイミングで動き、そして正しい決断を下さなきゃね。DRSゾーンの長さが増えることになったけどそれが大きな違いを生むかは分からない。少しくらいは助けになるかもね」
2017年F1第5戦スペインGP決勝レースは、日本時間5月14日(日)21時にスタートする。