フェラーリ:4位入賞に自信を深めるルクレール、総合力問われるバルセロナでの好結果に手応え得るサインツ
スクーデリア・フェラーリは5月8日のF1スペインGP公式予選でダブルQ3進出を果たし、シャルル・ルクレールが4番手、カルロス・サインツが6番手タイムをマークした。
ルクレールが4番グリッドを手にするのは今季3回目で、スペインGPとしては過去最高成績となった。また母国レースのサインツにとっても6番手はカタロニアでのベストグリッドだ。
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
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4 | ルクレール | フェラーリ | 1:18.041 | 1:17.717 | 1:17.510 |
6 | サインツ | フェラーリ | 1:18.205 | 1:17.656 | 1:17.620 |
マシンの総合力が試されるカタロニア・サーキットでの予選好結果はマラネロにとって何よりの朗報と言える。
Ferrari:F1スペインGP予選
シャルル・ルクレール予選: 4位, FP3: 3位
良い予選だった。結果には大満足だ。トップ3とのギャップを踏まえても、今日の4番手は堅実な結果だと思う。
スタートタイヤが決まるQ2では凄くクリーンにラップを走れた。これも前向きな材料だ。明日はデグラデーションが少ないタイヤでスタートするのが重要だからね。
チームとして4番手と6番手だし、本当にポジティブだよ。レースペースは良いから、初日のプラクティスの時と同じ様に上手くタイヤをマネジメントできれば良い結果が得られるはずだ。
目標はできるだけ多くのポイントを獲る事。全体としてこれまでのところは良い週末が過ごせているし、この調子で締め括りたい。
カルロス・サインツ予選: 6位, FP3: 4位
マシンバランスとコーナリングの際のパフォーマンスが問われるこのサーキットで、SF21は良いパフォーマンスを発揮してくれた。チームにとって良い事だね。僕的にも力強い予選を戦う事ができたし、クルマをプッシュする事ができた。
1セットでQ1を通過できた事、そしてQ2で良いラップを走れた事がトップ10入りに繋がった。
Q3の最初のアタックがまずまずだったから、最終アタックを楽しみにしてたんだけど、細かい部分で上手くまとめ上げる事が出来なかった。
とは言え今日はポジティブな事ばかりだったし、明日のレースに向けて良いポジションを手にする事が出来たし、後はやり切るだけだ!
ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデス)。キャリア通算100回目の記念的マイレージを達成した。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。
2021年 F1スペイングランプリ決勝レースは、日本時間5月9日(日)22時にスタート。1周4675mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。