セバスチャン・ベッテル、2018年F1スペインGPにて
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4番手セバスチャン・ベッテル「まだ本気で走ってない」土曜以降の挽回を示唆

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11日(金)に行われた第5戦F1スペインGP初日フリー走行を終えて、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルがセッションを振り返った。

フェラーリは空力効率の向上と後方視界の改善を目指し、カタロニア・サーキットにハロ取り付け型のリヤビューミラーを投入。ただし、FIAはエアロダイナミクスの向上を目的とするハロへのミラー装着に不満を抱いており、フェラーリに対して何某かの調査が行われる可能性がある。

ハロに取り付けられたフェラーリSF71Hのサイドミラー、2018年F1スペインGPにて
© Ferrari S.p.A.、フェラーリSF71Hのサイドミラー

ベッテルは1回目のフリー走行で最速バルテリ・ボッタスから0.9秒落ちの3番手、午後の2回目のフリー走行ではトップタイムのルイス・ハミルトンから0.3秒遅れの4番手に甘んじ、宿敵メルセデスに対して遅れを取ったが「マシンに速さがあるのは分かっているから、まだ本気で走行していない」と述べ、土曜3回目のフリー走行以降での挽回を示唆した。

F1スペインGP初日を終えて

セバスチャン・ベッテルFP1: 3位, FP2: 4位

マシンに施したあらゆる要素が機能しているみたいだよ。僕が感じる最も大きな変化はタイヤかな。これまでのものとはかなり違う様に感じるけど、以前よりも良くなっているとは思わない。バックミラーの変化は見た目上はインパクトがあるね。以前のものは後方視界がかなり悪かったんだけど、今回のは位置が良くなってことでリアウイングの下側が少し見えるようになったんだ。

マシンに速さがあることは分かっているから、現時点では限界までプッシュしちゃいないよ。いざって言う時に引き出せれば良いだけだからね。バクーの時と同じ様に、信頼性があることを祈ってる。

今日はかなり滑りやすかったし、時折突風も吹いていたから難しい一日だったよ。でも、まだ改善の余地はあるし、明日に向けてもっと強さを引き出さなきゃね。


F1スペインGP 3回目のフリー走行は日本時間5月12日(土)19時から、公式予選は同22時からバルセロナのカタロニア・サーキットで行われる。

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