アルボン、初のマリーナベイ「肉体的に凄くキツイみたいだし…楽しそう」
レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンが、2019年FIA F1世界選手権第15戦シンガポールGPに先立って抱負を語った。今年F1デビューを果たしたアルボンにとっては、高温多湿の超過酷なマリーナベイ市街地コースを走行するのは今回が初めてとなる。
レッドブルでの3戦目を迎えるアルボンは、現在ドライバーズランキングで34ポイントを獲得し9位。多数の母国ファンの来場が予想されるシンガポールで、まずは同ポイントで8位につけるルノーのダニエル・リカルドを上回り、徐々にチャンピオンシップでのポジションを上げていたいところだ。
肉体的に凄くキツイみたいだし…楽しそう
アレックス・アルボン
シンガポールGPは、シーズン後半戦最初のフライアウェイレースだ。マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットを走るのも、シンガポールを訪れるのも僕にとっては今回が初めてだから、どんなものなのか興味があるし楽しみにしてるんだ。
聞いた話だと、湿度は高いしレースはかなり長いし、おまけに市街地コースだからミスの余地がなく、フィジカル的に最も厳しいレースみたいだね。僕はこれまで、そんな場所でレースをした事なんてないし、凄く楽しそう。
シンガポールはタイに最も近いグランプリだから、僕にとってはホームレースみたいなものだし、いつもよりたくさんの家族やスポンサーが応援に来てくれるから、よりエキサイティングな週末になるだろうね。
まずはチームと一緒にシミュレーターで準備を整えて、その後で実際にRB15に乗り込む予定だけど、スポットライトに照らされながらのドライブが本当に楽しみだよ!
シンガポールGPの舞台となるのは、1周5063mに23ものコーナーを配置するマリーナベイ市街地コース。昨年のグランプリでは、メルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウイン。危なげないレース運びで2位のマックス・フェルスタッペン7秒近く引き離し、キャリア通算69勝目、シンガポールでの2連覇を果たした。
F1シンガポールGPは、日本時間9月20日(金)17時30半からのフリー走行1で幕を開ける。