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F1シンガポールGPでスピード違反者が続出、全セッションで速度超過のヒュルケンベルグには怒涛の罰金ラッシュ
今週末開催されているF1シンガポールGPでピットレーン速度違反者が続出。怒涛の罰金ラッシュが続いている。舞台となるマリーナベイ市街地コースは公道を利用した市街地コース。他の常設サーキットとは異なり、ピットレーン制限速度が20km低い時速60kmに設定されている。
F1レギュレーションはフリー走行の際にピットレーン速度制限に違反したマシンを有するチームに罰金を科す事を定めており、1000ユーロを上限として、制限を超えたkm/hに100を乗じた金額の罰金が科せられる。詳しくはF1レギュレーション-ピットレーン編を参照されたい。
金曜初日のFP1ではニコ・ヒュルケンベルグ(Renault)とセルジオ・ペレス(Racing Point)が、FP2ではキミ・ライコネン(Ferrari)とヒュルケンベルグが、そしてFP3では三度、ヒュルケンベルグが速度違反を取られた。
- FP1:ヒュルケンベルグ…68.2 km/h、€900
- FP1:ペレス…76.3 km/h、€1000
- FP2:ライコネン…73.1 km/h、€1000
- FP2:ヒュルケンベルグ…62.8 km/h、€300
- FP3:ヒュルケンベルグ…63.4 km/h、€400
3回行われたフリー走行全てで違反したヒュルケンベルグの使用者であるルノースポールには、900+300+400=合計1600ユーロ、日本円にして20万8000円が科せられる事となった。