ダニエル・リカルド
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リカルド「ポールを逃してガッカリ…でも優勝の望みは捨ててないよ」 F1シンガポールGP 2017《予選後》

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金曜日のフリー走行でトップタイムを連発していたレッドブルのダニエル・リカルドだが、セバスチャン・ベッテルが予選Q3で底力を発揮し0.349秒差で敗北した。3番グリッドが決定したリカルドは、ポールポジションを逃したことに「正直ガッカリだよ」と悔しさを滲ませた。

レイアウト特性故に最強メルセデスエンジンパワーが影を潜めるシンガポールGP、高ダウンフォース仕様のレッドブルのマシンはフリー走行を通して一貫した速さを見せていた。フェラーリの速さが今ひとつだっただけに、ポールを強く意識して臨んだ予選でまさかの逆転を許すとは、リカルドにとっては想定外の出来事であった。

まだレースに勝つチャンスはある

ダニエル・リカルド予選: 3番手, FP3: 6位

今日はポールが取れると思ってたから、正直言って少しがっかりしたよ。セブ(セバスチャン・ベッテルの愛称)の最後のラップは速くて追いつけなかったね。予選Q3のペースは良かったんだけど、彼は第1セクターでかなり稼いだみたいだね。まあ、仮にそうだったとしても、僕らに何が出来たかは分からないけど。明日真っ当なスタートが出来れば、戦略で彼にプレッシャーをかけることが出来ると思う。

市街地コースでのチャレンジを満喫してるし、まだ優勝の望みは捨ててないよ。壁をこすったりするのも含めて全部が楽しいんだ。一瞬たりとも気が抜けない2時間のレースになるわけだけど、集中力を切らさずに戦い続ける自信もある。この”勝ちたい”って想いが、明日の結果に繋がることを心から願ってるよ。


予選の結果と詳細についてはF1シンガポールGP予選結果とダイジェストを参照されたい。決勝は、日本時間9月17日(日)21時からマリーナベイ市街地コースにて行われる。

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