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セルジオ・ペレス、2戦欠場を経てF1スペインGPでレーシングポイントに復帰
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した事で2戦の欠場を強いられていたレーシング・ポイントF1チームのセルジオ・ペレスが、8月14日~16日のF1第6戦スペインGPで復帰する事が決定した。
無症状ながらも週末を前に行われたウイルス検査で陽性反応が出たため、ペレスはシルバーストンでの2連戦をニコ・ヒュルケンベルグに託し、自身は隔離先から視聴者としてグランプリに参加した。
ペレスは12日(水)にチーム全員と共に、喉と鼻腔の粘液を綿棒で採取するウイルス検査を受けた後にバルセロナへと飛んだ。レーシング・ポイントF1チームはカタロニア・サーキットでのメディアデーを前に、陰性が確認されたとしてペレスの復帰を発表した。
「FIA(国際自動車連盟)はチェコがF1パドックに復帰できることを確認し、彼が今週末のスペインGPに参戦することが決定した」
ペレスは結果待ちの状態にあった12日(水)に「レースが恋しい。傍観者として見ているのは辛かった。早くコースに出たい。軽症で済んだのは本当にラッキーだった。僕はトレーニングを続ける事が出来たため、すぐにでもクルマに戻れるだけの準備が出来ている。とは言え、幸いにもタブレットを持っていて良かったよ!おかげで飽きずに済んだからね」と語っていた。
なお、スーパーサブのヒュルケンベルグは今後も不測の事態に備えて待機する事が予想される。