レッドブル、失意の開幕経て復活の1-4「フェルスタッペンの戦略勝ちだ!」とホーナー代表
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レッドブル・レーシングは燃料システムの不具合によってWリタイヤを喫した悪夢の開幕戦から1週間を経て、第2戦サウジアラビアGPで1-4フィニッシュを飾り、復活の狼煙を上げた。
ポールシッターのセルジオ・ペレスは不運なタイミングで導入されたセーフティーカーに運命を狂わされ悔しい4位に終わったものの、4番グリッドのマックス・フェルスタッペンはシャルル・ルクレール(Ferrari)との抜きつ抜かれつの激闘を制して今季初優勝を果たした。
Which one are you? 😂 pic.twitter.com/1Qjf1J7FWM
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) March 27, 2022
チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「なんてレースなんだ! マックスの戦略勝ちだった。タイヤをあまり使わないようにして、終盤の攻勢に向けて十分に余力を残していたんだ」と50周のレースを振り返った。
「彼とシャルルの素晴らしいレースは、見ていて本当に楽しいものだった」
「その一方でチェコの方は、素晴らしい走りで初ポールを獲得し、それを生かしてスタートからトップをキープしてレースを見事にコントロールしていただけに、本当に残念だ」
「レース前に話し合っていた通りのラップでピットインしたところ、セーフティカーが導入されてしまい、今日は本当に不運だった」
「バーレーンでの悔しさをバネにチーム全員がこの1週間、問題点を理解し、解決するために懸命に取り組んできただけに、こうして立ち直れて本当に良かった」
「最初の2レースは2チーム間で素晴らしいレースが展開された。フェラーリは本当に速い。この争いはこの先のレースでも続いていく事だろう」
アルバート・パーク・サーキットを舞台とする次戦F1オーストラリアGPの決勝は、4月10日(日)日本時間14時にスタートの時を迎える。