インテルラゴス・サーキットを周回するエステバン・オコン(アルピーヌ)、2022年11月12日F1サンパウロGP FP2
Courtesy Of Alpine Racing

エステバン・オコンがトップ、サージェントはスーパーライセンス得点追加 / F1サンパウロGP《FP2》結果とダイジェスト

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2022年F1第21戦サンパウロGPの2回目のフリー走行が現地11月12日(土)に行われ、エステバン・オコン(アルピーヌ)がソフトタイヤで1分14秒804のトップタイムを記録。角田裕毅(アルファタウリ)は12番手につけた。

予選が終了しているためクルマはパルクフェルメ下にあり、セットアップを変更できないという点で通常のFP2とは大きく異なる。チームはペースではなく、データ収集やスプリントを含めたレース準備に重点を置いた。

土曜のインテルラゴス・サーキットは日差しに恵まれ、スプリント前の最後のプラクティスは気温24.7℃、路面44℃のドライコンディションでスタートした。

スプリント・ポールシッターのケビン・マグヌッセン(ハース)は9番手をマーク。フロントロー2番手に並ぶマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は5番手タイムを刻んだ。

土曜のフリー走行として珍しく、ルーキードライバーが参加した。赤旗の影響でメキシコGPの金曜走行で要件の100kmを満たせず、スーパーライセンスポイントを追加できなかったため、ウィリアムズはアレックス・アルボンに代えて2023年ドライバー候補、ローガン・サージャントを起用した。

21歳のアメリカ人ドライバーは28周、120kmを走り込み20番手をマーク。無事に規定走行距離を達成し、来年のF1シート獲得に必要なスーパーライセンスポイントを1点追加した。

F1第21戦サンパウロGPのスプリントは、日本時間11月12日(土)28時30分から100kmのレースディスタンスで行われる。

2022年F1第21戦サンパウロGPフリー走行2(FP2)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 31 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 1:14.604 28
2 11 セルジオ・ペレス レッドブル・RBPT 1:14.788 +0.184 36
3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:14.916 +0.312 31
4 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ・ルノー 1:15.049 +0.445 29
5 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・RBPT 1:15.098 +0.494 30
6 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:15.137 +0.533 33
7 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・RBPT 1:15.636 +1.032 32
8 47 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 1:15.684 +1.080 40
9 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:15.815 +1.211 38
10 4 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:15.851 +1.247 25
11 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1:15.856 +1.252 38
12 22 角田裕毅 アルファタウリ・RBPT 1:15.865 +1.261 32
13 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:15.868 +1.264 37
14 3 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス 1:15.994 +1.390 28
15 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 1:16.047 +1.443 34
16 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 1:16.181 +1.577 34
17 18 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:16.263 +1.659 43
18 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 1:16.400 +1.796 44
19 24 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ 1:16.468 +1.864 37
20 45 ローガン・サージェント ウィリアムズ・メルセデス 1:16.480 +1.876 28

コンディション

天気晴れ
気温24.7℃
路面温度44℃

セッション概要

グランプリ名 F1サンパウロGP
セッション種別 フリー走行2
セッション開始日時

サーキット

名称 インテルラゴス・サーキット
設立 1936年
全長 4309m
コーナー数 15
周回方向 反時計回り

F1サンパウロGP特集