ジョージ・ラッセル「あの判断はまずかった」コースアウト後にミス、マグヌッセンのポールに貢献

バイザーの隙間から覗くジョージ・ラッセル(メルセデス)の瞳、2022年11月11日F1サンパウロGPCourtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.

11月11日(金)のF1第21戦サンパウロGP予選を3番手で終えたジョージ・ラッセル(メルセデス)は「あの判断はまずかった」と述べ、クルマのコントロールを失いコース外に飛び出た後の自身の振る舞いに問題があったと認めた。

Q3での1ラップ目を終えた後、ラッセルはターン4でコースオフ。素早くコースに戻ろうとアクセルを踏み込んだ結果、タイヤがグラベルにハマってしまい、赤旗を呼び込んだ。

結果、暫定トップタイムを刻んでいたケビン・マグヌッセン(ハース)が初のポールポジションを獲得。ラッセルは意図せずライバルのポールに貢献したが、それでも最初のアタックで刻んだ1分12秒059で3番手グリッドを手にした。

360度ターン、あの判断はまずかった

ジョージ・ラッセル予選: 3位

少し複雑な気分だ。Q3はかなりイレギュラーなセッションだった。僕らは最後にコースに出ていった。1ラップを通して雨はどんどん激しくなっていて、最終コーナーの路面は前のラップよりかなり濡れていた。

続くアタックラップのターン4でクルマのコントロールを失い、ヘルメットが暴れてヘッドレストが壊れ、360度ターンをしようとしたらリアタイヤがグラベルに乗り上げてしまった。あの判断はまずかった。

クルマに大量の砂利が乗ってしまったけど、チームの皆がクルマをバラして取り出してくれるだろうから問題ないと思う。

そんなこんなだったけど、3番手は悪くないスタートポジションだ。

ポール・ポジションを獲得したケビンとハースを心から祝福したい。こういう予想外の結果が起こりうるのがF1だ。


2022年F1サンパウロGP予選でポールポジションを獲得したのはケビン・マグヌッセン(ハース)。これにマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とジョージ・ラッセル(メルセデス)が続く結果となった。

イベント2日目の11月12日(土)は、60分間のFP2セッションに続いて日本時間28時より100kmの短距離レースで決勝のスターティンググリッドを争う「F1スプリント」が行われる。

F1サンパウロGP特集

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