Courtesy Of Ferrari S.p.A.
F1ラスベガスGP:サインツ、路面設備との衝突でグリッド降格の危機…スチュワード検討へ
マンホールの蓋を含む排水設備との衝突によりクルマにダメージを負ったとみられるカルロス・サインツ(フェラーリ)がグリッド降格の危機に直面した事を受け、F1ラスベガスGPのスチュワードはその処分を検討する。
55号車フェラーリSF-23についてテクニカル・デリゲートを務めるジョー・バウアーは、FP1で発生した「コース上での異物との衝突」により、ICE(内燃エンジン)、ES(バッテリー)およびCE(コントロール・エレクトロニクス)の交換が必要と報告した。
いずれのコンポーネントもレギュレーションで許された年間割り当て基数を超過しているため、グリッド降格ペナルティの対象となる。
また、31号車アルピーヌA523をドライブするエステバン・オコンも同様の事故の影響でモノコックの交換を強いられた。ルール上、仮に修復を終えたとしてもFP2に参加する事はできない。
上記2件についてバウアーは、スチュワードに対応を検討するよう依頼した。