ウィリアムズ「ボッタス初優勝を祝福、マッサは2度のパンクに失望」2017年F1ロシアGP決勝後コメント

ソチ・オートドロームを走るウィリアムズF1copyright WilliamsRacing

ロシアGPの決勝ではレッドブルと真っ向勝負できると自信を見せていたフェリペ・マッサであったが、2度のスロー・パンクチャーに見舞われ余計なピットストップを行うハメに。結果、6位の可能性がありながらも9位に終わった。ランス・ストロールは1周目に単独のスピンを喫したものの、自身初めての完走を果たした。

テクニカル・ディレクターを勤めるパディー・ロウとマッサは、バルテリ・ボッタスの初優勝を祝福。ロウは「我々はバルテリを自分たちのドライバーだと思っている。彼はウィリアムズで多くのことを学んだ。彼のF1初優勝を見ることができて本当に嬉しい」とコメントした。ボッタスは昨シーズンまでウィリアムズのレースドライバーを務めていた。

ウィリアムズF1:ロシアGP決勝後コメント

フェリペ・マッサ
決勝: 9位, 予選: 6位

「がっかりだよ。タイヤに関してツキがなかったんだ。予選は6位だったし、ギャップをキープしながらマシンとタイヤをかなり労ってはいたんだけどね。取れるはずのポイントを失ってしまったという点では、チームにとって痛手だし、運がなかったとしか言えないよ。レース中ずっとマシンの感触は良かった。良いスタートを決めたし1周目もいい感じだったんだ。ヴァルデリが初優勝を成し遂げたことは本当に嬉しいよ。彼がメルセデスと契約した時から、彼がウィリアムズにいた時と同じように良い仕事をするのは分かってた。彼はそれをやってのけたんだ。初勝利を上げたことでまた一皮むけるだろうね」

ランス・ストロール
決勝: 11位, 予選: 12位

「運がなかったよ。すごく良いスタートを決めれたし、一時は8位にはなれるんじゃないかと思ってたよ。カーブで攻めたらグリップがなくて、マシンのコントロールを失っちゃったんだ。マシンにダメージがないのは分かったけど、後方に押し戻されちゃった。でもこういう事が起こったりするんだよ。スピンしないように気をつけなきゃいけなかったから、その後の最初のスティントはきつかったね。しかもリアがオーバーヒートしちゃったもんだからグリップもなくてさ。でもセカンド・スティントでは幾らか挽回したし、初めてチェッカーフラッグを受けることができた。その点は良かったよ。スピンに関しては残念だけど、何にせよこれが僕にとって最初の完走レースになったんだ」


マッサは2ポイントを獲得したものの、ランキングでペレスに先行され8位に転落した。コンストラクターズではフォース・インディアを13ポイント差で追いかける5位のままに逗まっている。2017年F1ロシアGP決勝の詳しい模様は、「ロシアGP結果とダイジェスト」を参照されたい。

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