スタンドの母国ファンに手を振るアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアト、2020年F1ロシアGPにて
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ダニール・クビアト、母国で堂々の8位入賞「オコンを抜けなかった事だけが心残り」

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自身の母国グランプリとなるF1ロシアGP決勝レースを8位入賞で終えたアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、結果に「凄く満足」だとする一方で「オコンを抜けなかった事だけが心残り」だと語った。

ハードタイヤでスタートして第1スティントを引っ張ったクビアトは一時3番手を走行。30周目にミディアムタイヤに履き替えると8番手でコースに復帰し、レース終盤にエステバン・オコン(ルノー)を捕らえたものの、追い抜きあぐねて8位でチェッカーフラッグを受けた。

順位 ドライバー チーム タイム
7 エステバン・オコン ルノー 53 +68.006s 6
8 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 53 +68.740s 4
9 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 53 +89.766s 2

チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは、この日のクビアトの走りを「ファンタスティック」と称した。

オコンを抜けなかった事だけが心残り

ダニール・クビアト決勝: 8位, グリッド: 11番手

これまでの母国レースはあまり良い結果に恵まれた事がなかったから、今日の結果には凄く満足している。戦略を機能させるためにプッシュし続けなきゃならないタフなレースだったけど、僕はこういうレースは嫌いじゃないんだ。

今日のレースペースは素晴らしく、数周に渡ってハミルトンを抑える事ができた位だった。僕は予選よりも決勝の方が良い傾向にあるから、今日も朝から自信を持っていた。

ペースも良く手の届く場所に7位があっただけに、オコンを抜けなかった事だけが心残りだけど、現行マシンでオーバーテイクするのは本当に難しい。

とは言え、今日のドライビングには満足してるし、チームに貴重なポイントを持ち帰る事もできた。クルマは好調だしペースも良いから、チャンピオンシップの順位を上げるためにも残りのシーズンでプッシュし続けなきゃね。


9月27日(日)にソチ・オートドロームで行われた2020年F1第10戦ロシアグランプリ決勝レースでは、3番グリッドからスタートしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)が通算9勝目を上げて優勝し、2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位に表彰台にはルイス・ハミルトンが続く結果となった。

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