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チームメイトのバルテリ・ボッタスがレースを完璧にコントロールしロシアGPを制したのに対し、今週末は全てのセッションでボッタスに遅れを取り、全く良いところが見せられなかったルイス・ハミルトン。4位でレースを終えたとは言え、優勝のボッタスとのギャップは36秒320もあり、事実上”完敗”を喫した形だ。
ハミルトンはレース中終始タイヤのオーバーヒートに苦しむことになった。本人は今回のような冷却の問題を抱えたのは初めてだと語る。
ハミルトン：ロシアGP決勝後コメント
ルイス・ハミルトン
決勝:4位、予選:4位
「バルテリ本当におめでとう。彼は今日並外れた仕事を成し遂げた。勝利に値するよ。彼は今週末ずっと速かったし、チームにとって素晴らしい仕事をしてくれた。ファンタスティックなチームメイトだよ。なんだか初めてのグランプリで勝ったような素晴らしい気分だ」
「僕にとっては、とても辛い週末だった。単純に十分な速さがなかった。これまでは、今回みたいな冷却の問題を抱えたことはなかったんだ。始めから勝負にならなかったってことかな。キミと戦うペースはあったと思うけど、車はオーバーヒートしていたからね。結局のところ、もっと良いペースで走れていたらより上のポジションにいたわけだけど、少なくともチームに幾らかポイントを持って帰ることができた。次のレースではペースを上げられることを祈ってる」
2017年ロシアGPの詳しい模様については「F1ロシアGP《決勝》結果とダイジェスト」を参照されたい。